野人魂

懐かしき未来へ続く道。内なる魂に触れる旅。
Copyright 2004~2017 大西琢也/ONISHI Takuya All rights reserved.
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火起こし奉納 in エジプト

火起師(ひおこし)【動画】
真冬の訓練in鋏山(1153m)


★どんなところで火起こしを?(更新中)
世界7カ国24地点
国内223地点を「地図」で表示 【押】


≡★(( 【連絡先】 ))★≡

    火起こし体験・出前授業・講演・執筆
    ワークショップ・企業研修・取材協力
    まちおこし・人材育成・組織の活性化
    各種団体の企画サポート等、まずはご相談を♪

    お仕事のご依頼やお問い合わせは、
    下記までお願いいたします。

    NPO法人 森の遊学舎
    TEL&FAX:0241−66−3371
    E-mail:【押】officeあっとugaku.com


    ≡★(( 2011年度 ))★≡
      【火起こし体験ワークショップ&献灯】
    4月17日 体験学習研究会(神奈川県)
    4月23日 丹生川上神社(奈良県)
    4月27日 祝島小学校(上関町)
    4月28日 田ノ浦海岸(山口県)
    4月28日 原爆ドーム(広島県)
    4月29日 小林家・美藤家 結婚式
    5月13日 緑小学校(猪苗代町)
    5月31日 虹ヶ丘小学校(川崎市)
    6月22日 World Peace & Prayer Day
         【夏至】せかいへいわといのりの日
    7月〜8月 こめらの森・南会津
    9月18日 大宴会in南会津
    10月 2日 樋口家・市勢家 結婚式
    10月23日Song of The Earth(新潟県)
    11月 2日 都立つばさ総合高校(大田区)
    12月 3日World Shift Osaka(大阪府)
    12月 4日World Shift Osaka(大阪府)
    12月 7日 小さな報告会(兵庫県)
    12月10日自然体験交流会(神奈川県)
    12月11日 体験学習研究会(神奈川県)
    12月23日名物!もちつき大会(南会津町)
    1月14日 藤生坪さいの神(南会津町)
    2月12日 「第40回只見の雪まつり」
    復興キャンドルナイト(只見町)
    3月 3日 池上家・竹田家 結婚式
         
    そのほか調整中です。
    最新の 【空き日程】 はお問い合わせ下さい。

    たいへん申し訳ありませんが、
    日程確保につきましては先着順で
    1日1団体となっております。

    候補日が決まりましたら
    お早めにご連絡いただけますようお願いします。

    【Today's Moon】 Tokyo  Click for Tokyo, Japan Forecast

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■「東日本大震災」救援活動 特設ページ

「こめらの・南会津」・・・ http://r.goope.jp/minamiaizu
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2011年度〜5年半にわたり「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の活動への
ご支援、誠にありがとうございます!
延1000泊以上を支援することができました。
活動は継続中です。フェイスブックページもご覧ください。
【動画】http://youtu.be/0HCY6AQG8z0


ボランティアスタッフと活動支援金を募っています。→【こちら】 http://r.goope.jp/minamiaizu/free/onegai

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いたずらっ子
ツキノワグマが食べた稲穂。

昨夜、散歩中に熊のプーさん?と
20mの距離で遭遇。

なんとなく居る気配がしたけど、
ホントにいたよ。
直観は大事。

田んぼから黒い巨体が一目散に森へ!
月明かりに照らされる後ろ姿。

妙にめんげかった。
かみさんとお腹の子と三人で大興奮。

今朝、現地確認したらこの通り。

文字通り、ご飯食べていたモヨウ。
足跡がくっきり残っていました。
走り去った様子も。(笑

二本足のヒトも、四本足のヒトも、
根のあるヒトも、幸せ​!!

そんな豊かさってなんだろうね。

今夜は満月!
ステキな夜を〜。


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| その他 | 19:15 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【雑誌寄稿】『terminal[ターミナル] 〜アウトドアを科学する〜』(講談社MOOK)
本日(2012年8月31日)から
全国書店で発売!!

トラベルカルチャー誌・TRANSITのアウトドア版
『terminal[ターミナル] 〜アウトドアを科学する〜』(講談社MOOK ・税込1​,050円)に

NPO法人 森の遊学舎 代表理事の大西琢也が

「山のよもやま話」を寄稿しております。

120ページ〜121ページをご覧ください。

http://www.transit.ne.jp/​contents/info/2012/08/​terminal-1.php


=============

本人コメント)

雑誌『terminal[ターミナル] 〜アウトドアを科学する〜』に
寄稿させていただきました。
みなさま、よろしければご覧ください。


最近、山と言えば「里山」で

「食べ物を探す」か「鉄砲ぶちと雪をかきわける」か
「手仕事・てわっさ・モノヅクリ」の材料採りがもっぱらでしたが​、

これを読んで、また山登りもしたいなーと思いました。

ステキな雑誌に関わらせていただき、感謝です。

=============


南会津でさえこの暑さ。

今年は雨が少ないです。

川を流れる水も少なめ。

ヒトも草木も動物も人間関係も

干からびないように気をつけましょう!!

夏から秋へ。

楽しんでいきましょーー。
| マスコミ掲載 | 12:07 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


■「東日本大震災」救援活動 特設ページ

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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月19日(日) 夏休みキャンプ最終日(杉葉集め、丸太運び、川遊び、ジャガイモ掘り、スイカ収穫、布団と座布団干し、キッチン片付け、スタッフふりかえり)
こめらの森・南会津 洗濯物を干す

こめらの森・南会津


本日の報告。

=============

報告者:大西琢也

2012年8月19日(日)

スッキリ目覚めた朝。
夏休みキャンプの最終の最終だ。

素晴らしい青空が広がっている。
洗濯物がどんどん干されてゆく。

朝ごはんを食べて、
子どもたちと森へ行く。

男の子たちは手に手に棒を持って、
なにやら騒ぎ立てている。

動物だなこりゃ。
すごくいいな〜。

こめらの森・南会津 森へ行こう

2歳の眞太郎は鈴木家の長女:ハナに
手を引かれている。

大人なんて居るかいないか解らない。
そんな光景にワクワクした。

午前中はそれぞれに過ごす。
川遊びを楽しむグループ。
心畑(こころばたけ)でジャガイモ掘りのグループ。

スタッフは裏方で働いてくれていた。
夏休みに使ったものたちを洗ったり干したり、
片付けたり、掃除をしたり。

最後の最後まで気を配ってくれていた。
それが何だかとても嬉しかった。
グッときた。

こめらの森・南会津 夏休み最終日の集合写真

焚き火を大きく燃やすのは誰にでもできる。
小さな火を焚き続けるには、
少しずつの目配り、気配り、心配りが大切。

スタッフのみんながそうして、
打ち合わせもなしに、最後まで動いてくれたので、
畑からスイカを取ってこれた。


こめらの森・南会津 心畑(こころばたけ)のスイカ シュンタロウ

シュンタロウとハルトの4歳コンビ。
それぞれ自分の顔ほどもあるスイカを
身体いっぱいを使って運ぶ。

手を貸したいけれどグッと我慢だ。
満足気ないい顔をしているな。

こめらの森・南会津 心畑(こころばたけ)のスイカを運ぶ ハルト

そうしてみんなで数ヶ月にわたって育ててきたモノを
一緒に分かち合う。

こめらの森・南会津 心畑のスイカがとれたー。食べるぞ!

初めて作ったにしては上出来な味。
夏の締めくくりにふさわしい優しい味でした。

スタッフのヨシが電車で抱えてきた
メロンも美味しかったな。

そして最後はジャガイモつかみ取り大会!
大きく盛り上がって解散。

スタッフは残って仕上げの片付け。
さらにふりかえり。

秋から冬へ、冬から春へ、春から夏へ。
これからも続けていくために、
楽しむために、還ってくるために。

それぞれの想いを気づきを話しました。

こめらの森・南会津、
無事に夏休みキャンプを終えました。

南会津へ、いわきへ、福島へ、東京へ、宮城へ、埼玉へ。
それぞれの大地へ。それぞれのふるさとへ。

ヒトリヒトリノ心の中へ。夢の中へ。

こめらの森・南会津 ハルトの昼寝姿

子ども達もスタッフも
みんなを「いってらっしゃーい」と見送りました。
また逢いましょう。

みなさま、
ご支援ご協力ありがとうございました!

久しぶりに
かみさんとお腹の子と3人でゆっくりすごしやす。

楽しかった!
掃除も終わり、 スッキリ!

ありがとーーーー!!

こめらの森・南会津 夏休み 青空!

=====ここまで(原文まま)=====


2012年度の活動支援金も引き続き大募集中です。

(目標200万円・・・7月14日現在:24名のみなさまから355,000円)

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みなさま、子ども達の笑顔のために
ご支援、ご協力いただけると嬉しいです。

よろしくお願いします!

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南会津を走る!ランナーも応援。

チャリティーTシャツ
好評販売中です。

収益金の一部が
「こめらの森・南会津」の活動支援金として
寄付されます。

http://www.facebook.com/events/246482692118281/permalink/269555046477712/

既に始まっている夏休みキャンプだけでなく、
冬休み、春休みへと継続して活動していきます。

応援していただけると嬉しいです。


================


2011年度『夏の活動報告書&会計報告』を公表しました。

多くの皆さんにご覧いただけると嬉しいです。

http://r.goope.jp/minamiaizu/free/11sum-rep



=================



今後の予定をざっくり。

お伝えします。続きをご覧下さい。


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| こめらの森・南会津 | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月18日(土) キャンプ4−7日目(部屋の掃除、荷物まとめ、山の神へ参拝、心畑で収穫、ふりかえり)、クロージングイベント 語り公演(古屋さん、のなかさん)、夕食交流会
こめらの森・南会津 2012年 夏休みキャンプ4 集合写真

こめらの森・南会津


本日の報告。

=============

報告者:前田佳苗(かなえもん・社会人ボランティア)

2012年8月18日(土)

キャンプ4の最終日。
小雨の降るこめらの森です。

こめらはいつもよりものんびり起床していました。
眠そうなこめらもちらほら。
昨日は寝る前に“大根抜きゲーム”と
“はないちもんめ”で盛り上がって
ケラケラ笑ってぐっすり眠れた様子。

朝ごはんは、玄米ごはん、じゃがいもと玉ねぎのお味噌汁、
にんじんのゴマ和え、いんげんのひじき和え。

昨日からスタッフのキッチン隊長ウェンディも加わって
パワーアップしたキッチンチームは
昼ごはんと夕ご飯の準備もぐいぐい進めます。楽しい!!

こめらは、帰る準備と大掃除です。
洋服がつまった引き出しを空っぽにして、
自分たちが過ごしていた部屋や
土間やトイレを役割分担をしてスタート。

さぼって遊んで怒られている子、
黙々とホウキで掃いている子、
年下の子にやさしく教えている子。
お掃除中もキャンプ4のメンバーの個性が
キラリと光ってます。

この光景を見るのも今日が最後と思うと、
さびしい気持ちになったりもしちゃいます。

大掃除のあとは、山の神様へ挨拶に。
みんなが大きなケガもなく元気に一週間過ごせたことを
報告してお礼を伝えました。

心畑にも寄り道して、米のとぎ汁を撒いて、
食べ頃のトマトときゅうりを収穫!

心畑ではスイカもゴーヤもナスも元気に育っていて、
土や太陽の力を感じました。

振り返りでは、こめら・スタッフそれぞれが一人になって
こめらの森でどんなことをして何を感じたかを思い出しながら
自由に紙に書いて過ごしたあと、
一人ひとりが全員に向けて一言伝えます。

たくさん遊んで、初めてのチャレンジもして、
喧嘩もたくさんして一週間をいっしょに過ごした仲間が
こんなことを感じたり考えたりしているんだな、
とおたがいが言葉で受け取る時間になりました。

最後は、まあるくなって隣のひとと手をつないで目を閉じて、
心で感じて。キャンプ4は解散しました。

美味しいお昼ごはんのあとは、
お母さんたちがお迎えにきて、握手をしてお別れです。
また会おうね!今度は雪のなかで缶けりしようね!!

午後はクロージングイベント、
語り公演「大亀ガウディーの海」。

31名が集まり、
ルパンの火起こしでつけられたキャンドルが灯るなか、
ストーリーテラー古屋さんの語りと、
かつみさんの音色がこめらの森を包みます。
こめらは最前列でお話の世界に引き込まれていました。

夕方からは、夕ごはんを囲んでの交流会。
雨が止み、空がとても綺麗な色をしていました。

ウェンディーが考えてくれたメニューは、
カレー、ごはん、黒豆入りサモサ、ナスの揚げ浸し、とうもろこし。

とっても美味しいごはんでみんな会話がはずみます。
ごはんを食べ終わったこめらは
本日2度目のドラム缶風呂に入って盛り上がっていました。
こめらはいつもよりも夜更かしをしてぐっすりおやすみなさい。

こめらの森の夏が、もうすぐ終わります。

=====ここまで(原文まま)=====

環で始まり、環に終わる。

キャンプ4の一週間が幕を閉じた。

あんなこと、こんなこと。

たった数日前のことを思い出すことが難しいほど、

いろんな出来事があった。

大人たちが言ったことは忘れてしまうかもしれないが、

子どもたち自身で決めたことや、

苦労を越えていったことは忘れないだろう。

経験とはそういうものだ。

解散前に健康状態と共に

一人ひとりの様子を伝える。

良きことは伸ばしていってほしいし、

もう少し改善してほしいこともある。

たった一週間では何ほどのこともできない限界を感じる。

けれど、きっかけくらいにはなるだろう。

この後は本人たちのやる気次第。

そして、日常を共にしている親御さん次第。

親にしかできないこともあれば、

親だからできないこともある。

こめらの森へ子どもたちを預けていただくことに、

どんな意味があるのだろう。

家族とは違う仲間と共に暮らすことは、

「可愛い子には旅をさせよ」という諺につながっている。

後の「親離れ」につながる第一歩かもしれない。

そして同時に「子離れ」の意味もありそうだ。

お互いに離れてみて、居ないからこその存在感。

迎えが来たときのホッとした安堵の表情がとてもイイ。

一週間ぶりに再開した我が子を見る父母の表情がイイ。

そんな場面にご一緒できて、私たちは幸せです。

===

こめらの森・南会津 語り公演 キャンドルの中で

さて、夏休みのクロージングイベント。

古屋さんの語りはいつにもまして、

楽しく心に響いた。

小さい子もいるので急遽、

小話を一つ追加してくださった。

「約束は約束」。

イヌイットに伝わる「カッパ」のお話。

ちょっと怖いけれど、笑いもあり、

子どもたちと共に物語の中に引き込まれていった。

こめらの森・南会津 古屋さんの語りに耳を澄ます

さて、それから大亀ガウディのお話。

ヒトの破壊的な理不尽さ。

仲間への慈しみと弱肉強食。

困難の中に希望があり、

死の中に生かされていることを感じる。

そんな物語に放射能が絡んでいる。

「核」という魔物と共に私たちは生きていくのだ。

世界中のどこにいても、

程度の差はあれど変わらない。

既に生まれてきたときから、それは在ったのだ。

で。どうしましょう。

ホウシャノウだけではない、

いろんな厄介なことが絡みついて

グチャグチャになっている世界。

もうどうでもよくなってくるかもしれないけれど、

それでも何かできることがありそうな。

楽しみながら焼け野原になっても、

きっと芽吹く種があるはず。

それをシンプルに暮らしながら

身体でまるごと感じて、考えて、創っていくところ。

「こめらの森」はそういうところ。

こめらの森・南会津 語り公演 バッファロードラムの響きがひとつになってゆく

かつみさんが持参してくださった

「バッファーロードラム」に身をゆだねてみると、

太鼓ではなく、自分の中から音が響いてきた。

何人もがバチを持って、共鳴していくそこに希望を見た。

シンプルなものの中に秘められたものたち。

幾通りもの意味がそこに込められている。

太鼓で語るという。

太鼓で癒すという。

太鼓でひとつになるという。

響き合っていきたいね。

素晴らしい夕焼け空の下で、

美味しい食べ物と美味しい会話。

焚き火と蝋燭の灯りが揺らめき、

幸せでした。

こめらの森・南会津 みんなで夕食をたべながら、交流会

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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月17日(金) キャンプ4−6日目(テント撤収、荷物片付け、火起こし体験ワークショップ、温泉、パーティー、大根抜きゲーム)
こめらの森・南会津 火起こし体験ワークショップ 小2のハナがんばる。


こめらの森・南会津


本日の報告。

=============

報告者:菊地 芳典(ヨシ・社会人ボランティア)

2012年8月17日(金)

今日は晴れ時々、雷雨、
自分の晴れパワーにも一時限界が。。。
しかしながらその後晴れる!
やっぱり自分は晴れ男!!

昨晩、裏山にテントで泊まり、
中は狭い空間で下は固いが、
それが妙に自分に安心感を与え、
朝の匂いと共に自然と心地よく起きれた、
むしろ心地良すぎて起きたくなかった。

一つの汚点は、鳥のさえずりで起きるつもりが、
子供たちのいつもの朝のハイテンション声で起きたことだ、
現実なんてこんな物だ。

テントから出ると、朝のひんやりとした空気が自分を包み込み、
草木の爽やかな匂いが自分の鼻についた。
子ども達はすでに外に出て自由だ。

自分たちはまずテントたたみから入る、
ルパンに教えて貰いながら、
皆寝起きにして真剣にテントを片付けていく、
テントの片づけが終わると、自分たちの荷物、
共有の荷物を両手一杯にぶら下げ、
てこてこ歩きながら下山して行く子供たちの姿が愛らしかった。

ともちん、かなえもんがあらかじめ下山して、
朝ご飯を用意してくれたおかげで、スムーズに朝ご飯を済ませ、
火起こしを始めることが出来た。

火起こしは子供チーム3人、4人に別れ、
大人チーム2人だ、
子供たちはいたって皆真剣に火起こしに取り組み、
チームワークも最後皆で頑張ってる時は最高のものだったと思う、
しかしながらやらされてる感は否めないだろう。

火起こしのため、昼ご飯はいつもより大幅に遅れて、
2時からスタートした、そのあと温泉に行くことが決定し、
山野辺家、華ちゃん家族が来て、温泉の準備をし、
いざ出発!!する予定だったが、
子供たちの流れるままに動く本質が出て、
タクさんに子供達が怒られ、そして俺達の所にも謝りに来た、
別に謝られたくないし、どっちでも良かった。

謝りに来たのも、要は流れからだろう、
そうすれば丸く収まるのだから。

温泉は気持ちよかった!
子供たちも俺の中では思ったより、行儀よく入浴してくれた。

ただ一つあの人数の子供たちが入ってきたら、
行儀良かろうが、悪かろうが、関係なく大抵の客は嫌がって、
お風呂から上がる。

温泉の後タカが帰り、結構寂しい気持ちを抱えながら、
夕飯のチャパティー作りにはいった。

そして子供たちの創作料理。
キッチンに行くとある子供は真剣な顔でフライパンを振り、
ある子供は料理の盛り付けをしていた。

みんな自分の与えれた仕事を真面目に、
楽しくこなしていたのが象徴的だった。
子供たちの料理は本当に美味しかった。
自分の小学生時代を思い出すと、尊敬せざるえない。

夕飯の後、コウが帰ると、子ども達は隣の部屋で大騒ぎし、
心から楽しそうに遊んでいた。
その光景がとても純粋に楽しんでるように見えて、嬉しかったし、
俺もなんかワクワクした、これこそ子供たちの本質なんだろう。

本当に毎日のこめらでの子供たちとの生活が
充実してるし、楽しすぎる。

でも時間とは残酷なものだ。

=====ここまで(原文まま)=====


こめらの森・南会津 no nukes! 原子力と原始力


「こめらの森」にはテレビも冷蔵庫もない。

洗濯機は2槽式であるし、窓には網戸もない。

けれど無い無い尽くしから豊かさを感じることはできる。

テレビでダダ漏れの情報から、映像から

子どもたちも大人たちも洗脳されている。

判断せずに、受身ですごす癖をつけていく。

美しい風景が映像だけになるかもしれないその先に、

見たことがあると言う子どもたちが増えた。

機械に機会を奪われているのだ。

冷蔵庫は大発明だ。

すごい!けれど私は15年以上、冷蔵庫無し生活をしてみて、

なくても大丈夫だと実感。

むしろ死に体のモノを溜め込むことに違和感がある。

無駄になると解っていて、なぜそうしてしまうのか。

野菜は実は土を食べていることを、

子どもたちはどうやって知ることができるのだろう。

台所も洗濯機も暮らしのあちこちが自動化されていく。

ありがたいことだ。時間が節約できる。

・・・と思いきや、なぜか忙しくないだろうか。

便利になったおかげで、蛇口から流れる水がどこから来ているのか。

洗濯機から流れてゆく水がどこへ行くのか。

それを考える暇さえない。

全自動で預けているのは私たちの命だとしたら。。。

網戸がない。クーラーもない。

朝は窓を開け、夕方になれば閉める。

田舎にスローライフがあるというのは

商業マネーに創られた幻想で、むしろ忙しい。

けれど、気忙しいのではない。

暮らしの中で細々とした手間暇がかかること。

豊かな暮らしを紡いでゆくことだ。

虫が入ったり、寝冷えしないようにと、

誰かが誰かを気遣う。

虫も味噌汁の中につっこみたいわけではなかろう。

不要な電気を消すのはもったいないからではなく、

不要だからだ。

なくてもイイものを使わない。

人だけでなく、木も草も眠っているところを

ライトアップして眩しい想いをさせてしまっては申し訳ない。

自分のことだけでなく、

周りの生き物たちと共に在る。

それが少しずつ子どもたちに染み込んでいけばイイな。

お腹が減るという幸せを。

喉が渇くという幸せを。

温泉でも店でも、おもちゃでも、

なんでも買ってくれるという、

お金で解決する方法以外の

暮らし方を子どもたちには知っていてほしい。

親にはそれを応援してほしい。

原子力と原始力。

その両方を知って、感じて、体験して、

これから子どもたちはどのように生きていくのだろうか。


こめらの森・南会津 火起こし体験ワークショップ 小2のマナティーがんばる。

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2012年度の活動支援金も引き続き大募集中です。

(目標200万円・・・7月14日現在:24名のみなさまから355,000円)

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みなさま、子ども達の笑顔のために
ご支援、ご協力いただけると嬉しいです。

よろしくお願いします!

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収益金の一部が
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既に始まっている夏休みキャンプだけでなく、
冬休み、春休みへと継続して活動していきます。

応援していただけると嬉しいです。


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2011年度『夏の活動報告書&会計報告』を公表しました。

多くの皆さんにご覧いただけると嬉しいです。

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2011年度〜5年半にわたり「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の活動への
ご支援、誠にありがとうございます!
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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月16日(木) キャンプ4−5日目(沢登り、水遊び、おにぎり作り、テント泊、森の中でトイレ作り、焚き火)
こめらの森・南会津 沢登り!


こめらの森・南会津


本日の報告。

=============

報告者:林貴文(タカ・大学生ボランティア)

2012年8月16日(木)

今日、私は10分寝坊してしまいました。
5:30起床といっても5時には起きて騒ぎ始めるはずのこめらが、
今日は時間を少し過ぎても寝ていたからです。
これでは、こめらを目覚ましにしていたのに大きな誤算でした。

昨日は夕方の遊ぶ時間をいつもより2時間長く、
そしていつもよりさらに走り回っていたため、
こめらは疲れていたのだと思います

今日は変則的なスケジュールであったため、
毎回朝食後にしていた掃除を
朝食前にすることになっていました。

正直、予定の朝食の時間に
間に合わなくなってしまうと思っていました。
が、時間通りに掃除をこなし、
逆にこめらを待たせてしまうことになってしまいました。

その掃除の過程でも、やり方のわからない年下の子に
洗濯機の動かし方を教えている姿が見れて、
なんか嬉しくなりました。

そして、沢登りをするために川へ移動、
そのときの軽トラの荷台は楽しかった。

そしていざ、沢登りへ!
川・森・日差し、みんなに見せてあげたい
自然!って感じの風景の中、
こめらはどんどん川を上っていきました。

途中、険しいみちがあったりすると上級生が
下の学年の子を手助けたりしていて、
なんか嬉しくなりました。

目的地では、こめら・大人関係なしにみんなで水を掛け合ったり、
修行ごっこをしたり、ワニ?が泳いでいたり、
珍獣マナティがいたりと、
みんなではしゃぎまくって、楽しみまくりました。

 その後、温かい冷麦が昼食で待っていてくれました。
こめら・スタッフ共に運動後で美味い昼食、
当然おかわりも全てなくなってしまいました。

さらにその後は、こめらが楽しみにしていたスイカ割りでした。
2チームに分かれ、先に割ったチームから
スイカを選んで食べれるということもあり、
両チーム叫びまくりで方向を言っていました。

その後は、スイカの種飛ばし競争が自然と始まり、
優勝はルパンでした!飛距離は6メートルくらい?でした。

 お腹いっぱいになったのも束の間、
今度は裏山での秘密基地作り。

秘密基地といっても、裏山にテントをこめらで張り、
トイレを作り、夕食のおにぎりを持参して、
野外キャンプが始まりました。

最初はみんなで遊び、ご飯を食べて、
さあ何をしようってとき、キャンプファイアー代わりの焚き火を
ルパンが起こしてくれました。

こめらはそれぞれ自分たちが座る椅子代わりになる
マルタなどを見つけて焚き火を囲い、
探してきた木を焚き火に入れたりしながら、
真っ暗な夜の森の中で光は焚き火だけという環境の中、
おしゃべりをしていました。

木々の隙間からは星が見えてきて、
映画?のような夜空でした。

しばらくすると、眠くなってきたのか、
テントに戻りこめらは就寝しました。

 今日一日は沢登りから始まり、
とにかく体を動かす一日になりました。

それも一つ一つの体験が、初めてだったり、
ここでしか出来ないことでした。

これを機に少しでもこめらが、
楽しい事に対して本気で取り組む気持ちを
持ってくれたらいいな!!

=====ここまで(原文まま)=====

こめらの森のイイところは

世代も地域も越えていくところ。

けれど、その根っこには日々の暮らしや

基本的なお付き合いの礼儀もある。

世の中で言うところの「共生」ってなんだろう。

一緒にいることの楽しさだけでなく、

やっかいなことや面倒なこともあってこそ、

「共に生きている」喜びにつながると思うのだが。

どれだけセージカのみなさんが、

綺麗なゴタクを並べても、胡散臭いのは綺麗すぎるからだ。

大人や親が体裁を気にしていれば、

子どもたちはそれをすり抜ける術を考えるのみ。

伝わっているのは言葉ではなく、その周りにある佇まいだったり、

背景にある想いだったり、行動そのものがにじみ出ているのだ。

今日は盛りだくさんを承知のうえで、身体を動かした。

6年生のライッペとモッチャンには、

少々がんばってもらうことになったが、ここが大事なところ。

沢登りでモッチャンには先頭に立ってもらう。

最後尾はライッペだ。

中に挟まれる2年生3人と4年生2人。

大人は離れた後方から歩く。

途中で先頭と最後尾を交代。

お互いにきっといつもと違う風景が見えたことだろう。

森の素晴らしさだけでなく、仲間といることの

楽しさと難しさを感じたに違いない。

私たちが次の世代にプレゼントできることは、

前に立って切り開くことだけではない。

むしろ、子どもたちが

前に立てる力をつけるサポートをすること。

必要ならあえて、私たちは後ろに控えることが大切だ。

そして、後ろから支える。声をかけあう。

そういう経験も子どもたちに少しずつしてほしい。

共同体が言葉だけでなく、

実践の中で培われていくことを感じてもらえれば嬉しいな。

遊びもしごとも本気。

スイカ割りも秘密基地作りも焚き火も本気。

その本気が伝染していくことを願って。

さて、子どもたち。野糞はできただろうか。


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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月15日(水) キャンプ4−4日目(作戦会議、岡村さんの料理サポート、缶けり、遠足)
こめらの森・南会津 会津山村道場からこめらの森へ歩く。


こめらの森・南会津


本日の報告。

=============

報告者:前田佳苗(かなえもん・社会人ボランティア)

2012年8月15日(水)

こめらは今日も元気いっぱいで
5時には目が覚めていました。

朝ごはんは玄米、カボチャとジャガイモのお味噌汁、
お麩とこんにゃくと大豆の煮物、キャベツの梅おかか和え。

食事のあとは男の子たちが野球拳あそびに熱中して、
片付けが進まず。
わたしたちからは声をかけず、こめらに任せることに決めました。

スタッフが蔵にある味噌樽のカビと格闘して過ごしていると、
こめらで分担を決めて食器洗いや掃除がスタートしていました。

今日はとっても天気がよくて風が気持ちよくって洗濯日和なので、
片付けが終わると、お洗濯タイム。
裏庭の物干し竿にはみんなの洋服が並びます。

そのあと、ルパンからこめらへ、
なにをすべきか、なにをしたいかを考えてみるように話があり、
こめらだけで話し合いの時間をもちました。

キャンプも4日目を迎えて、
生活を大事にしている場所だとこめらも感じているけど、
実際に自分たちで生活をつくっていくには
何をすることが必要なんだろう。
そんなことを考えはじめている様子です。

10時頃になると、
昨日に引き続き岡村惇子さん・健さん夫妻が
こめらの森に美味しいごはんをつくりに来てくださいました。

ちょうどそのとき、四万十からの新鮮な野菜がたくさん届き、
惇子さんに野菜の保存方法を相談したり、調理方法を教わったり。

そんななか健さんはそっと裏庭で包丁を研いでくださり。
さりげない優しさに感謝です。ありがとうございます!!

本日のメニューは、
野菜たっぷりミートソースパスタ、
キャベツときゅうりとシソのサラダ、
じゃがいもの冷たいスープ。

デザートは岡村家のお庭で収穫されたブラックベリーと
四万十から届けられたイチジク。ぜいたくなランチです。
話し合いを終えてこめらはおかわりをたくさんして、
鍋は空っぽになったのでした。

お昼ごはんのあと、こめらは山村道場へ。
広い芝生で流行中の缶蹴り、こおりおにを堪能して、
歩いてこめらの森へ帰ってきました。

走り回ったあともまだまだ元気もりもりで、
かなり体力があるこめらたち。
それとは対照的に、ヘトヘトのタカとトシ。笑

夜はいつものドラム缶風呂に入り、
トマトカレーを食べた後は、
明日からの作戦会議がはじまりました。

こめらで模造紙を囲んでまあるくなって、
やりたいことを出し合う時間。

スタッフのわたしたちも、隣の部屋でまあるくなって、
やりたいことを出し合いました。

みんなが寝静まったあと、
ともちんと裏庭でドラム缶風呂に入っていたら、
きれいな天の川と流れ星が見えました。

明日はあんなことやこんなことをして
楽しい一日になること間違いなし!!


=====ここまで(原文まま)=====

楽しいことがある反面、

日毎にモヤモヤが募るキャンプ4。

いったい何がすっきりしないのか。

1週間のうち、前半は暮らしの基本を共有して

土台をつくっていく時期。

それが終わっての4日目。

なんだか、子どもたちの内側から

むくむくと湧き上がってくるものが感じられない。

晴天の屋外を横目に、子どもたちは畳の上で話し合う。

大人の決めた枠でなんとかうまくやろうとする姿。

そこを脱皮していけるかどうか。

けれど、これは子どもだけでなく、

スタッフにもアテハマルかもしれない。

午後になり、場所を思い切って換えてみた。

車で10分の距離を移動して、

大きな広場のある会津山村道場うさぎの森オートキャンプ場へ。

2時間ほどたっぷり遊んで帰りは1時間かけて歩く。

難なくクリアして戻ってきた

元気な子どもたちを見て気づいた。

物足りないのかもしれないなと。

有り余るパワーの使い道に戸惑っているのかもしれない。

文明は便利だが、力の加減を学ぶことは難しい。

こうすれば、こうなるとあらかじめ決められているようなものが多すぎる。

誰かに与えられて生きることばかりでは、

自分が得意なこと、苦手なこと。家族や仲間との関わりなど。

感じられるわけもない。

だが果たして私達、大人はどうだろうか。

子どもたちがサクセンカイギで毎日向き合っているのと同じく、

スタッフも一歩枠を飛び越える必要があった。

モヤモヤの混沌の中から、何かを生み出す。

産みの苦しみとはこのことか。

ものすごくモヤモヤしたが、とてもいい時間。

絞り出すように、それぞれの想いやヒラメキを話す。

子どもたちのおかげで、大人も成長させてもらっているのだ。

子どもたちの内側に眠る「宝物」に出逢いたい。

明日は沢登り!とテント泊が決定。

アタマで考える時は終わった。

身体を動かしながら感じていこう!

===

お昼ご飯は南会津にお住まいの岡村さんご夫妻に

サポートしていただきました。

子どもたちも嬉しそうです。

キッチン担当のスタッフもさながらお料理教室。

美味しくて楽しい時間。

ありがとうございました。

===

理事の高橋さんから

野菜のご支援をいただきました。

ありがとうございます。

新鮮な四万十川(高知)の野菜がたくさんたくさん。

子どもたちは大人と同じかそれ以上に食べています。

ごちそうさまです!

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JUGEMテーマ:育児


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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月14日(火) キャンプ4−3日目(お墓の掃除、お参り、迎え火、イカ捌きワークショップ、缶蹴りなど)
こめらの森・南会津 イカをご支援いただきました。


こめらの森・南会津


本日の報告。

=============

報告者:甘利怜花(あまりん・大学生ボランティア)

2012年8月14日(火)

朝5時30分、天気は雨。
「かえる5匹目見つけたーっ!!!」と
朝からこめらの大声。
きょうはラジオ体操が無い。

お盆でお先祖様が帰ってくるので、お墓参り。
綺麗にお掃除して、お線香をあげてきました。

きょうの朝ご飯は、
玄米・ひじき・蒸したじゃがいもきゃべつ(ほんのりカレー味)・
きゅうり人参のぬか漬け。
玄米美味しい!とみんなパクパク食べていました。

ご飯のあとは、片付け・お掃除。
そして、部屋で輪になって火起こし名人ルパンによる火起こし。
ご先祖様がどこにいくか分からなくなってしまわないための、
煙を焚きました。

火起こしをやったことあるけど、
うまくいかなかったーというこめらも居て、
初めて生で見るルパンの火起こしにみんなびっくり!
無事ご先祖様は帰ってこれたかな。

そして、学習と手紙の時間。
お昼には、岡村惇子さん・健さん夫妻が来てくださり、
こめらにいかの裁き方を教えて貰いました。
いかすみや内臓のぬるぬる・特殊な匂いを初体験しました。

その後は、こめらの森を使って缶蹴り!
(そして、缶蹴りは午後も続く・・。ハマりましたね。)

待ちに待ったお昼ご飯・・!!と思いきや、
まなてぃーが自分の半ズボンが無いと大泣き。
みんなで干してある洗濯物の中を探しても無い。
まなてぃー号泣続く。

結局毛布が群がっているところにあるのをルキが見つけ、
一段落、お昼ご飯を目の前にまなてぃーを待っててくれたみんなに
グシュグシュ言いながらも「ありがとうございます」。
そして、いただきます!

お昼は、冷麦の冷やし中華風、じゃがいもケイパー和え、
そしてみんなが捌いたいかを、
ニンニクで炒めてトマトと合えて頂きました。

冷やし中華に入っていたししとうが辛いものもあって
みんな辛い辛いと騒ぎ・・。
わたしは辛いもの大好物なのでペロリと頂きましたが
(^^)v惇子さん、健さん、ありがとうございました!

ちなみに、まなてぃーのズボン失踪事件は、
まなてぃーの中では未解決だそうです。(笑)

ご飯のあと、スタッフのリサが今日で帰るので
みんなで写真をパチリ。
笑顔でお見送り(^^)

その後はこめらの家の大家さんがいらっしゃいました。
更に今日からスタッフのかなえもん・ヨシが到着!

みんなしっかり挨拶も出来て、すぐに仲良くなれた!
食後の片付け・掃除をしっかりやって、またまた缶蹴り、
更にドロケイ(ケイドロ?)も加えていっぱい汗をかきました!

係りを決めてから夜ご飯のしたく開始!
今日は、白米ご飯・カボチャとひよこ豆の和え物・トマトの中華ダレ和え・
昨日の玄米で作ったキャベツ炒飯・高野豆腐と舞茸の煮物・
じゃがいもとキャベツの味噌汁と、豪華な晩餐でした。

キャベツ炒飯は外のかまどでみんなで味付けしながら作りました!
煙が目に染みたけど、頑張って作ったご飯は格別に美味しく、
全てのおかずが売り切れになりました〜!

そしてドラム缶風呂に入ったあとは、19時半ごろから夜のお散歩!
こめらの森から山の神様の更に奥の方へずんずん進んで行きます。

空は満天の星空!
道は真っ暗で何も見えないし怖いけど、懐中電灯はつけません。
星をよ〜く見るためにね!流れ星が見えたー!ホタルがいたー!!と、
どんどんテンションがあがっていくこめら達!

道にゴロンとねっころがって、満天の星空を見上げ、
夏休みの宿題の星観察をやったり、流れ星を探してみたりで、
はしゃぐこめらの声が、川の流れの音と一緒に響き渡りました。

帰ってきてからテンションは下がらないまま、でしたが・・・
たくさん今日は走り回ったし疲れてるから、
しばらくするとすぐに静かになっていました。

今日もいっぱい笑っていっぱい泣いて(まなてぃーだけかな?(笑))、
いっぱい美味しいもの食べて、いっぱい考えた一日でしたね!
別れもあって出逢いもあって、初めてもあって、
普段考えてることもこめらで起こって、体で頭で、
色んなものを感じ取った一日だったと思います。

明日も、何が起きるかな〜?
何が食べれるかな〜?楽しみですね!☆

=====ここまで(原文まま)=====


こめらの森の母屋は古民家で、

築100年を越えているのは確実。

もしかしたら200年以上前の

江戸時代に建てられているかもしれず、

屋根裏の茅は真っ黒に煤けていて

その歴史を物語っている。

お盆がやってきて、

子どもたちとお墓を掃除して、お参りする。

墓石の脇に設置された霊標板には

「寛永」の文字が刻まれている。

・・・1624年〜1643年が寛永時代である。

いずれにしろ、会ったこともないご先祖様だが、

その誰かがいたからこそ、

子どもたちも、私たちもここを使わせていただける。

手を合わせることはしごく当然のことだと思う。

小雨の中、一人ひとり手を合わせた。

母屋に戻って「迎え火」を焚いて、

お盆を一緒に過ごしていただくこととする。

子どもたちへ火にまつわる話をいくつか。

いつもよりも、神妙にそれでいて

火をじっと見つめている子どもたちの眼がきれいだった。

火も水も草も木も風も川も

全てのものが生きている。

私達はそうした大きなものの中で

大きな環に支えられている。

その背景なしには言葉も文化も暮らしも経済もへったくれもない。

エネルギーを語る前に

「精神性」を取り戻す必要がある。

私たちがどこからきて、どこへいくのか。

暮らしの中に一つひとつ意味があり、

それに触れて、経験してみて、繰り返して、

やっとこ理解できるかもしれない。

3日間で徐々に子どもたちの土壌ができてきた。

ほんのわずかだけれども、

一緒にいるという感覚で

自分だけではないという芽が見えてきた。

小2トリオのハナちゃん、ルキー、マナティーが

ドラム缶風呂を一生懸命かつ楽しそうに焚いている姿に

思わず笑みがこぼれた。

夜の散歩で星空を眺めながら、

小4のコウとタケは宇宙のことを語り合っていた。

宇宙はどこまであるのだろうとか、

あの星から見たら僕らはどう見えるのかとか。

大きなもののなかで、

自他の境と同時につながりを学んでいるようだった。

小6のライッペとモッチャンは

余裕がありすぎるのか。

まだ自分の立ち位置を探っているような状況。

これから何が湧き上がってくるのか、楽しみだ。

7人の兄弟姉妹は遊びながら、しかし力強く。

しなやかに、笑いとともに。

夏休みを駆けてゆく。



=================

ご支援いただく食材については

事前にご相談いただいたもののみ、受け付けます。

産地や栽培法・農薬の有無などを

確認させていただけると嬉しいです。

今回は東京の篭島さんが北海道でイカを自ら釣って

送ってくださいました。ありがとうございます!

南会津町の放射線測定器(日立アロカ製CAN-OSP-NAL)にて

計測済み(N.D)です。


それにしてもイカ言葉が大流行。

まぁ、いっか〜。

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こめらの森・南会津
夏休みクロージングイベント

2012年8月18日(土)
語り:「大亀ガウディの海」
+インディアンフルート、バッファロードラム

海から大都会の水族館へ。
そこで30年をすごした大亀のガウディは
大きな海へ戻るために、ある計画を実行する。

大切な海が重く、死骸が溢れ、
放射能で変わり果てていた。

「希望」と「絶望」の織り成す物語。
最後に観るものは、「生命」の問いかけ。

今、子どもたちとともに、
大人にも聞いてほしい物語。

のなかかつみさんの奏でる音色とともに、
日本屈指のストーリーテラーである、
古屋和子さんに語っていただきます。

http://yajin.jugem.jp/?eid=1112

昨年に続き、

ストーリーテラー「古屋和子」さん
http://​www004.upp.so-net.ne.jp/​kazshow/index2.html


インディアンフルート「のなかかつみ」さん
http://www.h3.dion.ne.jp/​~nijinowa/


お二人をお招きします。


【お申込・お問い合わせ】
NPO法人 森の遊学舎  担当:大西
E-mail:yajin@ugaku.com 
FAX/電話:0241-66-3371

お申し込みフォーム ⇒ http://r.goope.jp/minamiaizu/contact
 
〒967-0016 福島県南会津町藤生(とうにゅう)字向坪(​むかいつぼ)1261
   http://www.ugaku.com

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夏休みのボランティアスタッフが集まりました。
ご協力ありがとうございました。
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【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月13日(月) キャンプ4−2日目(ラジオ体操、山の神参拝、心畑で収穫、作戦会議、川遊びなど)
こめらの森・南会津 夏休みキャンプ 川遊びへGO!

こめらの森・南会津


本日の報告。

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報告者:井上莉沙(リサ・大学生ボランティア)

2012年8月13日(月)

昨日からキャンプ4が始まったわけですが、
これはもうキャンプ3とは
比にならないほどのエネルギーで
私は昨日の初日から汗だくでした。

小4・小6の仲良しギャングがグループを作り、
低学年2年生にきつい態度で、
女の子一人で参加のはなちゃんも
四苦八苦している様子でとにかく、
片時も目を離せないようなこめらが上陸しました。

正直言って集団生活に慣れてないと言うか、
おもいやりがあまりなく、
低学年に優しくするとかもっと助け合うとか
そういう感覚をどうやって教えていったらいいのか
そこが課題になりそうだなと初日感じました。

本日2日目は、予想以上に寝起きがみんな良く、
スタッフよりも早く支度を終えていました。
朝ご飯の玄米を初めて見る子も多いらしく、
びくびくしながら噛んでいたのを覚えています笑 

とにかく好き嫌いが多いこめらで、
どうしたら作ってくれた人、
今食べているものに自然と感謝できるのか悶々としていました。

朝食のあとは山の神様に挨拶にいき、山の神様に登り、
マナティーはどろどろになりながらずるずる山を滑り降り、
心畑へ行き2本のキュウリを収穫しました。

お参りの後は皆が待ちに待ったサクセン会議。
だったのですが、今回のこめらは
グループディスカッションの仕方がよくわかっていないらしく、
言いたいことを言い合うだけで何かを決める話し合いにはならず、
それに加えて新しいことにチャレンジするというタイプでは無い様で、
私が個人的におもしろいんじゃないかな、
と思うようなことはほぼすべでネガティブな理由で
消去していってしまいました。

何度もハサミ山のハイキングのことを伝え、どんなに無理なことも
実現しようと思えばできるんだよ!ってことを言ったのですが、
なぜだかこの子達はすごく消極的で安全で簡単で
無難なところばかりするする行く子らで、
なんというかすごくコンサバな政治家のミーティングな雰囲気でした。
時間だけ経ち、なかなか決らず、もっちがうだうだ言う中、
やっと川遊びに決定。

お昼の冷麦をいただき、30分のゆっくりタイムの後、
念願の川遊びへ行き楽しく一日を終わらせるはずだったのですが、
私達はこめらに大変なミスを犯してしまいました。

あれだけさんざん琢さんに川遊びを
指示があるまで待っておけといわれたにもかかわらず、
私とタカはどこか抜けてて、走るこめらを引き止める中
そのまま川へ入れてしまいました。

頭のどこかでは覚えていたものの、浅瀬なら大丈夫、
という甘い判断で子供にリスクを負わせてしまい、
このこめらの森は子供のお世話をするだけでなく、
命をお預かりしている場だということへの意識が欠けていました。

おまけに皿洗いもしっかりさせることもできず、
とにかく自分達の配慮のなさに私は本当に情けなかったです。

自分達がもっと気付くだけでなく、
反射的にとめることができていたなら、
こめらの貴重な遊ぶ時間も奪わなかったし、
命に関わるリスクを負わせることもなかったし、
今の自分にはしっかり考えること、
自分がお預かりしている立場だということへの意識が
大変欠けていると痛感しました。

琢さんに一喝された後こめらが走って帰り、
皿洗いをだまってもくもくと皆で初めてテキパキやっているのをみて、
私は思わずうるっとしてしまって、
それと同時に琢さんに言わせる前に
どうして自分らがこめらを意識付けることができなかったのか、
自分の子供への接し方を見直させられる一場面でした。

今度からは本当に気をつけたいです、二度と同じミスはしません。

琢さんが
「こういうことは(自分で使ったものはしっかり自分で片付ける)
お前らが家に居たって親は教えてくれないし、わからないんだよ。
どうしてお前らがここに来てるのかわかってんのか?」と言われたとき、
その言葉はそのまま私自信にも当てはまると感じました。

人の命を預かることは言葉では分かっていました、
だけど感覚ではわかっていなかったと思います。

川遊びの子供は雰囲気も一層かわり、
家のなかでもみんなで椅子取りゲーム、
缶けりならぬ座布団けりをし、
普段あまりなじめないはなちゃんもぎゃーぎゃー叫びながら
楽しくインドアイベントを満喫しました。

3時からの係り決めも私達が声をかける前にさっと動き、
ぱっと決まり、わたしはらいとはなとモッチと三人で
お風呂を焚いたのですが、
文句も言わずむしろすっごいはしゃぎながら
楽しく火起こしできました。

まだまだかなり気が利ける、
というレベルではないですけど、
だいたいこめらの森での生活もつかめてきたみたいで、
あちこちに行って顔をだして手伝うようになり、
午前と午後の違いを垣間見た瞬間でした。

一つ気になることは、こめらの間に思いやり、
気遣いがまだ生まれていないことと、
今回のこめらがチームとしてまだ一つになれていないことです。

自己主張の強さがただのわがままに聞こえてしまう部分が多々あり、
高学年は低学年の面倒を見られる状態ではおらず、
仲良しグループができてしまっている部分があり
周りが見えなくなっているようです。

私はやっぱりお互いに思いやる気持ちが
どれだけ大切で忘れてはいけないということを、
私達が気付かせるより彼らに自然に気がついて欲しいです。

高学年は低学年の面倒をみなくてもせめて対等に接して欲しいし、
一番下で一人女の子であるはなちゃんを
皆で気遣えるようになって欲しいです。

もう一つ、はなちゃんが一人で
輪に溶け込めるようになれるかが心配です。
私達は彼女のフォローに回っているわけですが、
このままいつもいつも彼女が一人の時に
私達がフォローに回ってしまうと、
彼女はそこにいつか甘えてしまうのではないのでしょうか?

いくら男女という性の壁があったとしても、
まだ彼らはそういう壁こそものともしない時期であるはずだし、
性の意識を超えた関係を一番築きやすい時なのではないでしょうか?

ぜひこの1週間でスタッフのバックアップなしで、
彼女にちびっ子ギャングに溶け込んでもらいたいです。

まだまだ課題の残るキャンプ4ですが、
彼らの個性と元気のよさが私は好きです。
りっつぁんっていう変なあだ名をありがとう!笑

明日帰らなくてはならず、
彼らの一週間後がみれず私は悔しいです。
だけど彼らが一皮も二皮も脱皮しまくることを信じています!

=====ここまで(原文まま)=====

気づいている。

子どもだって、大人だって気づいているのです。

ただ、それを面倒くさいからとか、

今は○○だかというできない理由を並べて

気づかないふりをする。

もしくは理由なしに、無視してみる。

それを続けていくと結果は

惨憺たるものになります。

臭いものに蓋をするってこのことでしょうか。

その一方で、ほんのチョット勇気を出す。

ほんのチョット心を持ち上げてみる。

それができると、ほんの少しずつですが

目に見えないかもしれませんが、

気持ちの良い方向へ進んでいけます。

たいていのことは地道なものばかりかもしれません。

でも、回り道であったとしても、

だからこそ地に足をつけて歩いていけるのです。

ひとつひとつを積み重ねていった結果は

大きな違いになって現れます。

暮らしの中で紡がれていくチョットを

自分で発見し、楽しんで、次につないでゆく。

そんなチョットを応援していきたいです。

子どもたちと接する中で、

スタッフと一緒に活動する中で、

私自身も日々、学ばせてもらっています。

叱ることは勇気がいります。

ここ!という時でないと、間抜けになるからです。

躊躇せずに行動する。

そのために、言葉ではないところ。

自分の中にある根底のあり方が問われるからです。

子どもたちはよくよく感じる力を持っているので、

そのあたり、すごく敏感です。

相手の芯をよく見抜きます。本能的に。

だから、スタッフも私も、日々が真剣勝負です。

笑いアリ、涙アリ、悩みながら決断していきます。

たかが一週間。されど一週間。

「こめらの森」だからこそ、できることがあります。

結果を先に求めない。

果実を先に求めない。

根っこをしっかり伸ばしていくことが、

子どもにも、大人にも大切だと思います。

人類史の中で、地球史の中で、

かなりのツケを周りの生き物や大地や海や森や

次の世代に回してきました。

そこに、私たちは気づいています。

だからこそ、今こそ、

私たちが気づいていることを実践していきましょう。

日々の暮らしの中で培っていきましょう。

子どもたちはグイグイ成長しています!

私たちも続きましょう。

=================


2012年度の活動支援金も引き続き大募集中です。

(目標200万円・・・7月14日現在:24名のみなさまから355,000円)

http://r.goope.jp/minamiaizu/free/onegai

みなさま、子ども達の笑顔のために
ご支援、ご協力いただけると嬉しいです。

よろしくお願いします!

===========

南会津を走る!ランナーも応援。

チャリティーTシャツ
好評販売中です。

収益金の一部が
「こめらの森・南会津」の活動支援金として
寄付されます。

http://www.facebook.com/events/246482692118281/permalink/269555046477712/

既に始まっている夏休みキャンプだけでなく、
冬休み、春休みへと継続して活動していきます。

応援していただけると嬉しいです。

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こめらの森・南会津
夏休みクロージングイベント

2012年8月18日(土)
語り:「大亀ガウディの海」
+インディアンフルート、バッファロードラム

海から大都会の水族館へ。
そこで30年をすごした大亀のガウディは
大きな海へ戻るために、ある計画を実行する。

大切な海が重く、死骸が溢れ、
放射能で変わり果てていた。

「希望」と「絶望」の織り成す物語。
最後に観るものは、「生命」の問いかけ。

今、子どもたちとともに、
大人にも聞いてほしい物語。

のなかかつみさんの奏でる音色とともに、
日本屈指のストーリーテラーである、
古屋和子さんに語っていただきます。

http://yajin.jugem.jp/?eid=1112

昨年に続き、

ストーリーテラー「古屋和子」さん
http://​www004.upp.so-net.ne.jp/​kazshow/index2.html


インディアンフルート「のなかかつみ」さん
http://www.h3.dion.ne.jp/​~nijinowa/


お二人をお招きします。


【お申込・お問い合わせ】
NPO法人 森の遊学舎  担当:大西
E-mail:yajin@ugaku.com 
FAX/電話:0241-66-3371

お申し込みフォーム ⇒ http://r.goope.jp/minamiaizu/contact
 
〒967-0016 福島県南会津町藤生(とうにゅう)字向坪(​むかいつぼ)1261
   http://www.ugaku.com

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2011年度『夏の活動報告書&会計報告』を公表しました。

多くの皆さんにご覧いただけると嬉しいです。

http://r.goope.jp/minamiaizu/free/11sum-rep



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夏休みのボランティアスタッフが集まりました。
ご協力ありがとうございました。



| こめらの森・南会津 | 18:45 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


■「東日本大震災」救援活動 特設ページ

「こめらの・南会津」・・・ http://r.goope.jp/minamiaizu
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2011年度〜5年半にわたり「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の活動への
ご支援、誠にありがとうございます!
延1000泊以上を支援することができました。
活動は継続中です。フェイスブックページもご覧ください。
【動画】http://youtu.be/0HCY6AQG8z0


ボランティアスタッフと活動支援金を募っています。→【こちら】 http://r.goope.jp/minamiaizu/free/onegai

【活動報告】こめらの森・南会津 2012年8月12日(日) キャンプ4−1日目(受付、外遊び、散歩、ごはん作り、ドラム缶風呂、虫捕りなど)
こめらの森・南会津 みんなで作った夕食。



こめらの森・南会津



本日の報告。

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報告者:林貴文(タカ・大学生ボランティア)

2012年8月12日(日)

なかなかの個性ありの
第4期こめらが集まってきました。

7名のこめらに対して、
スタッフ4名(註:6名)・・・
初日を過ごしてみた感想は・・・ね?

そんなことはお構いなしに暴れまくりの叫びまくり!!

集合してまずはみんなが自由すぎる!
外に虫を捕まえに行く者、プロレス・相撲・レスリング大会、
積み木遊び、もうとにかく自由!

みんなで外に遊びに行っても
バッタ・カブトムシ・イモリ・蜂!?を捕まえようと
みんながバラバラに行動してしまう。
こめらたちの体力は底なしだなーと思いました。

夕食の準備の時間になり、
それぞれ風呂焚き・おかず作り・ご飯炊きの
グループに分かれて作業を開始。

なかなか火がつかない風呂焚き班、
小2の脱走兵がいるおかず班、
いつの間にかこめらが杉を燃やす遊びに
移行していたご飯炊き班、
それぞれ問題を抱えつつも
18時にご飯を食べられた安心感!

ご飯もなんだかんだふっくら、
おかずもゴーヤ麩炒めやポテトサラダが
めちゃめちゃ美味かったです!
初日の作業にしてはこめらやるなあーと思いました。

集まった当初は同じ学年でグループを作っていたこめらも、
この準備の時間で少し打ち解けた様子でよかった。

それと、人生初のドラム缶風呂!!
この大自然に囲まれた中で、
薪を燃やし、ドラム缶を煮て作ったお風呂に
こめらもテンション高く大喜びしていました!!

はじめ少しカッコつけていた高学年グループも
このときばかりははしゃいでいました。
中には「うちにもドラム缶風呂があればいいのに」ということを
言うこめらもいました。

やっぱりここでしか出来ない体験というだけで、
楽しくなり将来思い出しても良い体験であると思いました。
これはこめらだけでなく、
スタッフにとっても貴重な体験になったと思います。

そして就寝というとき、
いっこうに誰も寝ようとはしない・・・・むしろ、
どんどんお泊りという雰囲気からかテンションが上がってきている。。。

最終的にはみんな寝れたわけですが、
今日一日で一番苦労したことかも知れませんでした。

初日ということで、
こめらをうまくまとめられなかったのもありますが、
明日は頑張ろうと思います。

だから、明日はこの気持ちが伝わって
みんな仲良く・少しは私達に耳を傾けてくれることを期待したいですね!

初日から暴れまくったこめら達!
明日は疲れたなんて言わせねーぞ!!

=====ここまで(原文まま)=====

午前中はスタッフのゆっくりタイム。
10時頃に全員集合して、
打ち合わせや準備に取り掛かりました。

キャンプは一回ごとに同じことは起きないけれど、
引き継げることはスタッフ同士で共有しておく。

去年はしたくてもできなかったことが、
できているので、
スタッフチームとしての力もアップしているように感じます。

ようたとこやくはそれぞれ1週間ちょっとの滞在を終えて、
帰宅します。

二人とも睡魔と闘いながらよく頑張った。
子どもたちの様子に寄り添いながら
さじ加減をしていることが素晴らしいと思いました。

おつかれさま。ありがとう。

午後になって、お母さん、お父さん、兄弟姉妹とともに
やってきた子どもたち。

いよいよ、キャンプ4が始まりました。

やんちゃボウズ6名の男子に華一輪の女の子。

それぞれの不安と期待を胸に、
隙を見つけては外で遊んでいます。

お父さん、お母さんと離れてすごす一週間。

親だからこそ伝えられることもあれば、
親ではないからこそ伝えられることもあります。

スタッフも失敗したり悩んだり、
一緒に楽しんだり笑ったりしながら
すごしていきます。

子どもたちは夕食を二杯、三杯と、
あっという間にペロリ。

食べることは生きることに直結してますから、
気持ちがいいぐらいです。

夕方は「生まれて初めてだ〜」と言いながら
大興奮でドラム缶風呂へ。

明日も楽しみです!


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2012年度の活動支援金も引き続き大募集中です。

(目標200万円・・・7月14日現在:24名のみなさまから355,000円)

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みなさま、子ども達の笑顔のために
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よろしくお願いします!

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2012年8月18日(土)
語り:「大亀ガウディの海」
+インディアンフルート、バッファロードラム

海から大都会の水族館へ。
そこで30年をすごした大亀のガウディは
大きな海へ戻るために、ある計画を実行する。

大切な海が重く、死骸が溢れ、
放射能で変わり果てていた。

「希望」と「絶望」の織り成す物語。
最後に観るものは、「生命」の問いかけ。

今、子どもたちとともに、
大人にも聞いてほしい物語。

のなかかつみさんの奏でる音色とともに、
日本屈指のストーリーテラーである、
古屋和子さんに語っていただきます。

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昨年に続き、

ストーリーテラー「古屋和子」さん
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インディアンフルート「のなかかつみ」さん
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NPO法人 森の遊学舎  担当:大西
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FAX/電話:0241-66-3371

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〒967-0016 福島県南会津町藤生(とうにゅう)字向坪(​むかいつぼ)1261
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