野人魂

懐かしき未来へ続く道。内なる魂に触れる旅。
Copyright 2004~2017 大西琢也/ONISHI Takuya All rights reserved.
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PROFILE

火起こし奉納 in エジプト

火起師(ひおこし)【動画】
真冬の訓練in鋏山(1153m)


★どんなところで火起こしを?(更新中)
世界7カ国24地点
国内223地点を「地図」で表示 【押】


≡★(( 【連絡先】 ))★≡

    火起こし体験・出前授業・講演・執筆
    ワークショップ・企業研修・取材協力
    まちおこし・人材育成・組織の活性化
    各種団体の企画サポート等、まずはご相談を♪

    お仕事のご依頼やお問い合わせは、
    下記までお願いいたします。

    NPO法人 森の遊学舎
    TEL&FAX:0241−66−3371
    E-mail:【押】officeあっとugaku.com


    ≡★(( 2011年度 ))★≡
      【火起こし体験ワークショップ&献灯】
    4月17日 体験学習研究会(神奈川県)
    4月23日 丹生川上神社(奈良県)
    4月27日 祝島小学校(上関町)
    4月28日 田ノ浦海岸(山口県)
    4月28日 原爆ドーム(広島県)
    4月29日 小林家・美藤家 結婚式
    5月13日 緑小学校(猪苗代町)
    5月31日 虹ヶ丘小学校(川崎市)
    6月22日 World Peace & Prayer Day
         【夏至】せかいへいわといのりの日
    7月〜8月 こめらの森・南会津
    9月18日 大宴会in南会津
    10月 2日 樋口家・市勢家 結婚式
    10月23日Song of The Earth(新潟県)
    11月 2日 都立つばさ総合高校(大田区)
    12月 3日World Shift Osaka(大阪府)
    12月 4日World Shift Osaka(大阪府)
    12月 7日 小さな報告会(兵庫県)
    12月10日自然体験交流会(神奈川県)
    12月11日 体験学習研究会(神奈川県)
    12月23日名物!もちつき大会(南会津町)
    1月14日 藤生坪さいの神(南会津町)
    2月12日 「第40回只見の雪まつり」
    復興キャンドルナイト(只見町)
    3月 3日 池上家・竹田家 結婚式
         
    そのほか調整中です。
    最新の 【空き日程】 はお問い合わせ下さい。

    たいへん申し訳ありませんが、
    日程確保につきましては先着順で
    1日1団体となっております。

    候補日が決まりましたら
    お早めにご連絡いただけますようお願いします。

    【Today's Moon】 Tokyo  Click for Tokyo, Japan Forecast

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■「東日本大震災」救援活動 特設ページ

「こめらの・南会津」・・・ http://r.goope.jp/minamiaizu
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2011年度〜5年半にわたり「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の活動への
ご支援、誠にありがとうございます!
延1000泊以上を支援することができました。
活動は継続中です。フェイスブックページもご覧ください。
【動画】http://youtu.be/0HCY6AQG8z0


ボランティアスタッフと活動支援金を募っています。→【こちら】 http://r.goope.jp/minamiaizu/free/onegai

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【イベント】チベット砂曼荼羅の世界
なんと!チベットの砂曼荼羅がやってきます。
7月2日(土)〜10日(日)までの期間。
東京国際フォーラムの相田みつお美術館にて。

チベット仏教の僧侶が来日して実際に創る過程をみられそう。
10日には砂曼荼羅を隅田川に流す儀式もあり。

詳細はこちら↓
http://www.tibethouse.jp/event/2005/70th/index.html#mandara

+++++++

ダライ・ラマ法王は今年7月6日に満70歳の古希を迎えられるそうです。
| 知恵袋 | 12:13 | comments(0) | trackbacks(1) | ↑PAGE TOP


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51:節目
51水無月の大祓。茅の輪。

真っ直ぐに伸びる竹。
そのところどころに節がありますね。
それっていったい何のためにあるものか解りますか?

今度、どこかで竹に出逢う機会があったら見てください。
節からは枝葉がでています。

植物学的な役割はさておき、その枝葉が出ている
ことが大切だと僕は思うのです。

枝葉があるということはその期が熟したということ。
それだけの力が培われたという証拠です。

伸びていく。光合成をする。生きていく。
その中でごく自然なことですね。

人が生きていく上でも「節目」と言えば、何かの区切りを表しますね。
それは毎日同じように生きているようでいて、
実は少しずつ何かを生み出している。積み重ねている。

一つのチェックポイントとして、見える形で現れてくる。
目に見えない世界から現実化する。
そういうことです。

何かが形になってくる。
きっとそのときは引っかかりのように感じられても、
芽が出る合図だと思います。
その音は耳ではなくあなたの感覚、感性で聞いてくださいね。

子供の頃、なぜか梅雨時になると我が家の母親は
白い紙でできた人形を差し出してこう言いました。

 「その紙で体中を撫でて、最後に自分の息を吹きかけるんだよ。」
 「それが自分にやってきた穢れをとってくれて、
  これからの半年を守ってくださるんだからね。」

ふーん。不思議なことを言うなあと思っていました。
けれど、その同じ心の片隅で何か神妙な気持ちが湧いていたのを覚えています。

息を吹きかけられた人形。
それはまさに生命を吹き込むという行為によって、
自分の分身になるのかもしれません。
そうして、遷した自分を外から省みる。
毎年、毎年繰り返されるその出来事。
これも一つの節目だったようです。

今日6月30日は大祓(おおはらえ/おおはらい)。
神社に人形を納めるだけでなく、茅の輪(ちのわ)をくぐります。

これはカヤという植物を束ねて創ります。
チョット早目でしたが、僕も近所の神社にでかけました。
拝殿前にかけられた巨大な輪。
参道の先にある姿は周りの木々に囲まれ、陽光を浴びて輝いていました。

輪の正面からくぐって左へ抜け、ぐるっと回り込み、元の位置へ。
もう一度、輪をくぐり右へ抜け、また元の位置へ。
更にもう一度左へ抜けて、戻ります。

そうして八の字を描いて最後に輪を真っ直ぐ抜ける瞬間。
ふと立ち止まりたくなりました。
そこに何か目に見えない扉があるように感じたのです。
何となく、一礼をして入らせていただきました。

あちらとこちら。つなぐ輪をくぐる。

水無月の晦日。夏越しの大祓。穢れを清める日。
大晦日と並んで、年に2回やってくる内省の日。
こうやって自分の歩みを確かめているのですね。

いい機会です。
あなたもこの半年間を思い出し、衣替えをしてみませんか。

一皮剥ける時。
節目って自分で選べるものじゃないかもしれません。
ただゆっくりと生きていくうちに現れてくる。
そんな気がします。

自然のリズムに沿ってあるがままに受け止めていきましょう。
新たな世界に続く輪。
その先にあるのは何だろう。楽しみですね。
| 野人魂 | 08:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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TVチャンピオン 出場決定♪
いつもあたたかい応援ありがとうございます。

えーこのたび、
TVチャンピオンの「無人島王選手権」(仮題)に
出場が決定しました♪

本番は7月。放映は8月末の予定です。

遠足直前みたいにワクワクどきどきしています。
昂ぶっています。

みんなのパワーくださいね。
詳しいこと解りましたら、またお知らせします。
よろしくお願いします。

どうりゃああああ。・・・意味無し。

前回はサバイバル野人王選手権でした。
TVチャンピオンHP(過去の放送01年7月5日)で確認できます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/tvchamp/
| その他 | 16:27 | comments(1) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【アジアの言霊1】インドネシア
インドネシアの火に関係する言葉をお聞きすることができました。

火   :api
太陽  :matahari
おはよう:selamat pagi
木   :pohon

+++++++

●とき:6月18日(土)
●ところ:ベアーズウエル http://www.bearswell.com/
●ないよう:「100分間のキャンドルアート」http://www1.cts.ne.jp/~slow/
●しゅつえん:クルタクルティのみなさん。http://kluthak.kazekusa.jp/

| 言霊 | 08:00 | comments(1) | trackbacks(1) | ↑PAGE TOP


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【イベント】風をひらく− 2nd.Circle
知恵袋のカテゴリーでは
人物、書籍、URL、イベント、集団、施設など
この時代を生きるために必要な情報を提供していきます。

前回の「風をひらく」も都内で行われ大盛況。
日没前後の公園に出かけ、都市というものに耳を傾けました。
・・・。生命の気配がない。それが一番の感想でした。

集いの最後には火を起こさせていただきました。

2つ目の輪。どんな出逢いがあるか楽しみです。
予約はお早めに。

ジャンピングマウス解題と再話:北山耕平さんブログ
http://native.way-nifty.com/native_heart/
こちらに詳細フライヤーあります。

【満員御礼!予約を締め切りました!ありがとうございます。】
と6月30日に連絡ありました。

++++++++++以下全文転載++++++++

風をひらく 2nd.Circle

世界を映し出す鏡としての物語 / ジャンピング マウス

出版記念+初ストーリーテリング !

北山耕平+古屋和子+のなか かつみ

この物語は ネイティブアメリカンのシャイアン族に伝わる神聖な
メディスンストーリーだ。本当の自分を知る為に旅に出た一匹の
野ねずみの冒険の話で、子どもから大人まで、楽しみながら聞く
ことができると共に、深い味わいを持った 魂の転生の物語でもある。
太陽に季節に語られるという この特別な物語を、初夏の夜、古民家
での「 2つめの輪の集い」 の中で、皆さんと分ち合いたい!

日時 : 2005 / 7月8日(金)7:30〜10:00 Pm (6:30 Pm〜会場)

会場 : ゆうど (東京 目白の古民家)

耳代 : ¥2500(中高生¥1500)+ お茶、菓子付き

Program
● ストーリーテリング「 ジャンピングマウス」/ ストーリーテラー 古屋和子
太鼓+インディアンフルート のなか かつみ
● メディスントーク+解説 / 北山耕平

● シェアリング サークル( 分ち合いの輪)

申込み(定員50名)
kazeohiraku@hotmail.co.jp (F)03-5486-9847 おおぞら
問い合わせ kisara@dh.catv.ne.jp (F) 03-5486-9847 きさら

主催 : アース ○ サークル

◎ 開場後、少し早めにいらして、お庭で ゆったりと静かな ひと時を
お過ごしください。
◎ 定員(50名)に達しましたら 締切りますので、早めに お申込みを
お願いします。
◎ ゆうど/ http://www.jade.dti.ne.jp/~yu-do/

新宿区下落合3−20−21 T/03−5996−6151
JR 山の手線 目白駅 改札を出て、 目の前の信号を渡り、
目白通りを左へ5分程 歩く、下落合3丁目の信号を右折、
直ぐの路地を左折、3件目右手。
| 知恵袋 | 12:00 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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火の起源と現代
「およそ人類のあらゆる発明の中で、火をおこす方法の発見こそは、
 最も記念すべきものであり、その影響力も大きかった。」

 『火の起源の神話』 J・G・フレーザー著 青江舜二郎訳

火の起原の神話
火の起原の神話

 僕にとって「火」はなくなてならないもの。
 本当に神聖なるもののひとつです。
 それはあなたにとっても同じ。

 生命の炎と言うじゃありませんか。
 全てのものは内なる魂に火を携えています。
 
 遥か昔に想いを馳せてみましょう。
 闇の中で過ごしたこと。
 わずかな火種を大切にしていたこと。
 手足と目鼻口耳、一人ひとりに備わっている全てを使っていたこと。

 本の中にある世界。
 それらはどこかで私達につながっているのです。

 神話の中に見る火と人間の関わり。

 ●火を知らなかった時代。
  私達の祖先はどのようにして暗闇、寒さを越えてきたのだろうか。

 ●火に触れた時代。
  雷や火山から火をいただいた。しかし、一度消えればまた闇に戻る。
  
 ●火を扱う時代。
  火を起こす術を発見し、自分達の考えのもとに火を扱い始めた。

 動物と植物と人間に境界がなく、同じ言葉を話していた時代。
 自動車。電車。飛行機。テレビ。電話。インターネット。
 神話の時代に比べれば、
 現代の世界はまるで光そのもの。日を追うごとに小さくなっていますね。

 同時に、火を自由自在に扱える時代。それは明るいはずである
 にも関わらず、なぜか闇を強く意識します。
 また闇そのものの広がりを感じるのはなぜでしょうか。

 全てが売り物になっていく。それは物だけではありません。
 大地も空も。水も。動物も。木も。草も。
 そして、自分の身体や幸せさえも値札がつけられていませんか。

 僕は火を扱えるようになって、自分が大きくかわりました。
 火を通して自然と、人と、そして自分自身の生き方とつながることが
 できました。それは今も続いています。
 これからも続いていくことでしょう。

 巷に溢れている、あまりにも強く煌々と輝く便利さ、喧騒、流行
 それらはほとんど幻想です。

 あなたはこのままその中で他の誰かと同じように
 無関心を装っていられるでしょうか。
 それはできないはずです。

 そうです。「無関心」。それこそが難敵です。

 あなたが興味を持っていること。
 情熱を傾けていること。
 大切にしていること。
 
 それらを最後の灯火として、これからの未来を創っていきましょう。
 
 私達に残されたもの。それは自分自身の意志だけです。
 どんな生き方をしたいのか。どんなつながりを感じたいのか。
 すべては今、ここから始まっています。積み重なっていきます。
 
 あなたにとって「火」に値するものは何でしょう?
 他の誰でもない。あなたが大切にしたいことがそれです。
 
 あなたが燃えるとき。それはあなたの周りの人をも暖めます。
 まずは自分に点火してくださいね。
 生命の炎を燃やす薪。それはあなたの意志ですよ。
 
 僕は「火」を通して、未来を産み続けたいと思います。
 お互いがお互いの篝火(かがりび)として生きられますように。

 今も昔も変わらない。
 火は生命そのものです。
 
| 燃えろ日本 | 23:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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過去の野人魂
これまで綴ってきた野人魂は
こちらにあります。

http://shalom.sub.jp/php/ugaku/blog_essey/index.php

ぜひご覧ください。

| その他 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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50:脱皮
50富士山原生林

6月は衣替えの季節。僕にとってそれは蛇の脱皮を思わせるのです。
蛇は古来より「生と死、そして再生」を経て変化、変性の環を私達に
示してくれている。

なぜか、蛇を好まない人が多いのだけれども(僕もその一人)
それは独特のニョロニョロ体形にとどまらず、
存在そのものに畏怖を感じるからかもしれません。

ここしばらくはインナーワーク、
つまりは自分の内面と向き合う時間を多くとってきました。

これは「生き方」と「仕事」の領域に境界がなく、
ほとんど重なっている僕にとっては必然のことです。
時々やってくる波のようなものなのです。

卵が先か鶏が先かなんて話があるけれど、
僕の経験にからめて言えば、それはどちらでもありません。

内なる宇宙へ向けられるエネルギー。
外の現実に向けられたエネルギー。

それらは相関関係にあるからです。
両方が同時に存在しているのです。

どちらも発酵の期間をとって、やがては形になってきます。
そして、ようやく自分にも他人にも
目に見える形となって現れてくるような気がします。

みなさんも時々行うであろう、自己との対話。
それは単に内側に焦点があたっている。
内面的発酵の時間なのです。

これは生きていく上で不可欠なものとして、大切です。

人は生まれてこのかた、何かを手に入れようとして頑張っている。
そんなことを思うときがあります。
しかし、本当は逆なのかもしれません。

人は自分という原石を磨いて、
真ん中にある輝きを取り戻すために生きているのかもしれないのです。

それは、表面的に何かを塗りつけるのではなく、
少しずつ執着や自分のエゴを手放していくということかなあ。
手放すのです。

あるがままの自分。
本当の自分が見えてくるまで、魂を磨き続ける必要がありそうです。
そのために、日々の出来事はある。
今はそう思います。

だからこそ、世の中がますます便利になっても
「対話」の意味と価値は失われることはないでしょう。
自分と、恋人と、子供と、友人と、
それぞれと向き合うことで、私達は脱皮をし続けているのです。

脱皮は古い皮を脱ぎ捨てること。
それは身体だけではなく、私達の精神的な面も同じです。
怖がらずに、手放してしまいましょうね。

きっと新しい自分は薄皮の下で産まれるのを待っていますよ。

++++++++++++++++++++++++++++++++

さて、昨年7月から書き続けてきた「野人魂」。
もうすぐ1年の節目を迎えることになりました。
同時に今回で50個目の旅を終えることができました。

折にふれ、あちこちで魂の言葉を語ってくれた読者のみなさん。
あなたに支えられてここまでくることができました。
ありがとうございます。

つながっている皆様の健康と幸せが、良き調和のもとにありますように。
これからも共に歩んで参りましょう。

次回より脱皮した形で野人魂を綴っていきます。こうご期待!
楽しむ心に楽しいことがやってくる!!いえい。
| 野人魂 | 21:15 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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49:宇宙とつながる
49ミクラミヤマクワガタ

御蔵島。そこは宇宙とつながっているような気がする。
三宅島を通過してまもなく、ヘリコプターは真っ白な雲を突き進み、
断崖絶壁につくられた小さくて人工的な平地に降り立った。

乗客は僕ひとり。入れ替わりで乗る人は2人。
あっという間に八丈島へ飛び立っていった。

ヘリポートから歩いて集落へ。
去年と変わらぬ風景と時間がそこにあった。

観光案内所で情報収集。しばし、休憩。
今回は珍しく、民宿に泊まることとする。
テントも自炊用具も持ってきていないからなあ。

夕食を食べて、部屋でぼけーっとしていたら外が騒がしい。
なんだろう?

窓を開けて空を眺めるとスゴイ!ことになっていた。・・・。

オオミズナギドリだ!
あっちもこっちも暗い夜空が埋め尽くされている。
もういてもたってもいられない。

長袖をはおって、外へ飛び出した。
近くの広場に出ると、圧倒されるような光景が広がっていた。

流れ星がひとつ。ふたつ。
いやそれどころじゃない。

何百、何千という流れ星が降っているじゃないか。

うわーーー。

思わず声をあげた。

それはオオミズナギドリだった。
樹を登る鳥。
そいつが闇を切り裂くように滑空しているのだ。
こんな光景は見たことがない。

昼間はあれだけどんよりとした雲に覆われていたのに、
もう星が瞬いていた。
街灯がまぶしすぎるので、少し陰になっているところで仰向けに寝てみた。

なんだこれは。

一気に舞い降りたかと思えば、ドンドン上昇していくやつもいる。
旋回しているやつもいる。

無茶苦茶にかき回されている混沌。
同時に存在する躍動感。

鳥達の遥か上で、動かない星。
静と動のふたつが対照的に強烈にお互いを取り込んでいた。

ゆっくりと、しかし確実に奥深くに沁みこんでくるものを感じていた。

「生きてるなあ」。

宇宙につながる感覚に全てを溶かして、
ぼんやりとそのまま闇の中に息を潜めてみた。

翌日、山のガイドをしていただいた地元の方によれば、
昨夜の騒動はホントに珍しいことらしい。

自然の織り成す出来事。
一瞬の中に秘められた美しさ、驚き、面白さ、気持ちよさ、感動。

その時、その場にある生命。
そこにしか生まれない煌きが良き出逢いそのものなんだなあ。

出かけること。行動すること。一歩踏み出すこと。
それが今、一番大切なことかもしれない。

*御蔵深山鍬形(ミクラミヤマクワガタ)
伊豆諸島の御蔵島、神津島のみに生息。
原始的な小型種で、4月から7月に成虫は島内のあちこちを歩き回っている。
幼虫は2年ほどかけて成虫になるが、冬越しはできない。
採取禁止だよん。


| 野人魂 | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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48:枯れ木
48三宅島

伊豆大島をヘリコプターで飛び立つ直前。
少々、緊張気味です。
なにしろヘリコプターは生まれて初めてですから。

羽がグルグル回り始めたので、シートベルトをもう一度確認。
いざ!上空へ。
・・・と思いきや、飛行機みたいに滑走路へタイヤ?で動き始めました。
肩透かしを食らった気分です。

一直線に続く滑走路。
飛行機みたいに離陸するヘリもあるのだなあと思っていた。
すると、今度は身体が上へ。
次の瞬間、前倒しになりながら真っ直ぐアスファルトの線上を
鉄のカゴはぶっ飛んでいく。

地面を凝視しつつ、
僕は「うわーーー!」と心の中で叫びました。

あっという間に見覚えのある三原山の溶岩流を横目に海に出ました。
三角おにぎり型の利島(としま)を過ぎて、気持ちの良いフライト。
自動操縦ができるのか、パイロットは両手を離してリラックスしています。

びっしりと並んだ計器の中でレーダーらしきものがさっきから気になります。
赤や緑、黄色などで前方の雲の様子が映し出されているのです。

15分くらい経ったでしょうか、白い雲の中に突入。
そろそろ三宅島かなあと思っていたら、島影が。

驚きました。
噴火前の印象は緑が濃くて、鳥も多い、海も面白い。
そんな場所が、白くて濁っているのです。
生憎の曇り空ということも影響したのでしょうが、
何かおかしい感じがします。

徐々に近づいていくと、その理由がわかりました。

木です。おそらく火山ガスの影響でしょう。
真っ白に白骨化した木が墓標のように立っています。
森に生気がない。
人間の姿も見えない。

異様な感じを受けました。
それはたぶん、僕の思い込みがあったのでしょう。

都会でも田舎でも、たいていどこへ行っても人が動いている。
人の気配というのはなかなか消えるものではありません。
反対に人が少ない場所は森も海も豊かになっていく。

しかし目の前の風景にはそのどちらも存在しない。
人や自然の存在感が自分の思いとは違った形で現れたのです。

思い込みは時に視野を大きく狭めます。
選択肢も減る。
それは目の前にあることを一つの側面からしか見ないことにつながっていきます。

今は枯れ木となり、人の姿も少ない三宅島。
しかし、それも自然の大きな循環からすればほんの一瞬の出来事かもしれません。

人工物で埋め尽くされた東京砂漠。緑の伊豆大島。
そして、枯れ木が立ち並ぶ三宅島。
この時代に存在しているものたち。

目の前の出来事、出逢いは全てがあなたに必要なこと。
メッセージとしてやってきます。

あなたが何を見て、何をして、何を感じていくのか。
自分の身体を通して、それらを受け止めましょう。

焦らなくてもいい。
一つ一つを具体的にしていけばいいですよ。

枯れ木もまたいつの日か芽が出て、花が咲く森に戻っていくのだから。
ゆっくり自分の道を歩いていきましょう。

*上空から見た三宅島。黒は溶岩。緑は草。左上の白が枯れ木。
| 野人魂 | 08:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP