野人魂



懐かしき未来へ続く道。内なる魂に触れる旅。
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『北口灯明講』
2007.12.05 Wednesday

魂の記憶

類史上初!8,000m峰摩擦発火への道。挑戦中!!』
ヨーロッパ最高峰エルブルース登頂&火起こしの巻


陽が昇る。黄金の矢があたりに解き放たれる。
↑セルフタイマーでダッシュ!大真面目だが滑稽だ。。。

9月23日(日)晴れ。
7時起床。トイレに行ったら、まだ陽が出ていない。
振り返るとエルブルースの山頂付近が
ピンク色に染まり始めていた。

その昔、神話の世界ではこの世は全て闇。
それが当たり前だった時代があったと伝えられている。
暗がりで凍えつつ、冷たいものを食べて、
身を寄せ合って暮らしていたという。

そこには動物も鳥も植物も人間も境はなかった。
やがて、ご先祖様たちは苦労を重ねて
太陽や月や海にでかけて、
「火」を「温もり」を「灯」を「希望」を手に入れた。

それはまるで、今見ている瞬間そのものではないか。
遙か彼方から太陽がゆっくりと顔を出し始め、
辺りに射し込まれた黄金の矢が僕の瞳をとらえた。

当たり前のように繰り返されるものが、
どれだけ大切なものであるか。
一度でもこの光景に立ち会うことができたなら、
魂の奥にその輝きを保ち続けることができるだろう。

子供の頃に、地球の大きさと、
その営みを肌で感じとること。
きっとその子は自分という小さな小さな点を
大きな大きな生命のつながり、
輪の中で捉えることができる。

TVや写真、文章では得られない、風の音。
一瞬で姿を変えていく景色。身を切るような冷たい風。
ファインダーでは切り取ることができない世界の存在
そのものが語りかけてくる。

いつの日か、自分もその一部であることに
気づく時がやってくる。
それは頭のお喋りが停まる時である。

魂レベルの深い記憶として
自ら再確認することになるだろう。
子ども達に魂の記憶を届けよう。

自ら深めることのできる体験を。
そこで得られる気づきは一人ひとり違っていい。
それが自分にとっても、周りにとっても、
地球にとっても掛け替えのない財産なのだから。

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