野人魂

懐かしき未来へ続く道。内なる魂に触れる旅。
Copyright 2004~2017 大西琢也/ONISHI Takuya All rights reserved.
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火起こし奉納 in エジプト

火起師(ひおこし)【動画】
真冬の訓練in鋏山(1153m)


★どんなところで火起こしを?(更新中)
世界7カ国24地点
国内223地点を「地図」で表示 【押】


≡★(( 【連絡先】 ))★≡

    火起こし体験・出前授業・講演・執筆
    ワークショップ・企業研修・取材協力
    まちおこし・人材育成・組織の活性化
    各種団体の企画サポート等、まずはご相談を♪

    お仕事のご依頼やお問い合わせは、
    下記までお願いいたします。

    NPO法人 森の遊学舎
    TEL&FAX:0241−66−3371
    E-mail:【押】officeあっとugaku.com


    ≡★(( 2011年度 ))★≡
      【火起こし体験ワークショップ&献灯】
    4月17日 体験学習研究会(神奈川県)
    4月23日 丹生川上神社(奈良県)
    4月27日 祝島小学校(上関町)
    4月28日 田ノ浦海岸(山口県)
    4月28日 原爆ドーム(広島県)
    4月29日 小林家・美藤家 結婚式
    5月13日 緑小学校(猪苗代町)
    5月31日 虹ヶ丘小学校(川崎市)
    6月22日 World Peace & Prayer Day
         【夏至】せかいへいわといのりの日
    7月〜8月 こめらの森・南会津
    9月18日 大宴会in南会津
    10月 2日 樋口家・市勢家 結婚式
    10月23日Song of The Earth(新潟県)
    11月 2日 都立つばさ総合高校(大田区)
    12月 3日World Shift Osaka(大阪府)
    12月 4日World Shift Osaka(大阪府)
    12月 7日 小さな報告会(兵庫県)
    12月10日自然体験交流会(神奈川県)
    12月11日 体験学習研究会(神奈川県)
    12月23日名物!もちつき大会(南会津町)
    1月14日 藤生坪さいの神(南会津町)
    2月12日 「第40回只見の雪まつり」
    復興キャンドルナイト(只見町)
    3月 3日 池上家・竹田家 結婚式
         
    そのほか調整中です。
    最新の 【空き日程】 はお問い合わせ下さい。

    たいへん申し訳ありませんが、
    日程確保につきましては先着順で
    1日1団体となっております。

    候補日が決まりましたら
    お早めにご連絡いただけますようお願いします。

    【Today's Moon】 Tokyo  Click for Tokyo, Japan Forecast

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■「東日本大震災」救援活動 特設ページ

「こめらの・南会津」・・・ http://r.goope.jp/minamiaizu
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2011年度〜5年半にわたり「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の活動への
ご支援、誠にありがとうございます!
延1000泊以上を支援することができました。
活動は継続中です。フェイスブックページもご覧ください。
【動画】http://youtu.be/0HCY6AQG8z0


ボランティアスタッフと活動支援金を募っています。→【こちら】 http://r.goope.jp/minamiaizu/free/onegai

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【東日本大震災から、まる6年を経て】



夜明け前の南会津

薄暗い空を粉雪が舞う

今日もまた無数の命が

輪廻しているのでしょう

午後になっても

冷たい風が吹く一日

山の神さまで火をいただき

家族のもとへ持ち帰る

道すがら煙を解き放つ

掌の貝殻

祈りを重ねる唄は

山の向こうへ

海の彼方へ届いただろうか

家族が2人増えた

季節の巡りと

命あることの尊さ儚さ

何に心を向けて

何を選択していくのか

数字ではなく

今という節目の連続に生きる

人生に再起動なし

ワタシの身命を賭して

最善を尽くします!!

しみじみ家族で炎を見つめる幸せ

ありがとう。ありがとう。

黙祷











 

| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 16:16 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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拡散希望)福島県からの自主避難者への住宅支援(東京都)公募は、この7月に予定されています!


たいへん残念ながら、福島県は今年度末(2017年3月)にて、
自主避難者への応急仮設住宅の供与を終了します。

都道府県ごとに対応は違いますが、東京都の情報を
都内在住で「森の遊学舎」の会員さんから提供いただきました。

詳細はリンクで。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2016/06/20q6d200.htm

本文も貼り付けておきます。


===ここから

東日本大震災による福島県からの自主避難者への新たな住宅支援について

都営住宅公募における専用枠の設定




平成28年6月13日

 都市整備局




 東京都では、東日本大震災による避難者の方々に対し、被災県からの要請に基づき、応急仮設住宅として都営住宅等及び民間賃貸住宅を提供してきました。

  このうち、福島県では、避難指示区域以外からの避難者(以下「自主避難者」という。)について、平成29年3月31日をもって応急仮設住宅の供与を終了することとし、避難者を受入れている自治体に対し、公営住宅の確保の要請を行っています。

  このたび、東京都が提供する応急仮設住宅に入居している自主避難者のうち、特に自力で住宅を確保することが困難な世帯に対し、下記のとおり都営住宅公募に当たり専用枠を設定し、募集を行うこととしましたので、お知らせします。









1 募集戸数




 200戸(予定)




2 募集時期




 7月(予定)




3 主な申込資格

1.申込者及び同居親族(都営住宅に入居する家族全員)が、平成23年3月11日時点で福島県中通り及び浜通り(避難指示区域等を除く。)(以下「支援対象地域」という。)に居住しており、現に東京都の提供する応急仮設住宅に入居していること

2.次のいずれかの世帯に該当すること(別紙1参照) 1.ひとり親世帯

2.高齢者世帯

3.心身障害者世帯

4.多子世帯

5.特に所得の低い一般世帯

6.小さな子供のいる世帯




3.所得が月額15万8千円以下であること(別紙2参照)

4.その他都営住宅の入居資格にあてはまること




4 その他

1.本件内容については、東京都が提供する応急仮設住宅に入居しているすべての自主避難者に郵送でお知らせします。また、7月頃には具体的な内容を記載した募集案内をお送りする予定です。

2.今回の新たな募集以外にも、都では、都営住宅の一般募集等における入居要件緩和や倍率優遇等など、自主避難者の住宅確保に向けた支援を実施しており、引き続き行っていきます。(別紙3参照)







問い合わせ先

 都市整備局都営住宅経営部指導管理課

  電話 03-5320-5050







 
| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 10:55 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【炎の100均サバイバル】菜箸、へら、写真立て、カッター、麻紐。


今夜の自由研究おわり。

ちまめー。

====

明日4月10日は代々木公園にて開催中の

アウトドアデイジャパン東京Outdoor Day Japan Tokyoに飛び入り。

http://outdoorday.jp/

冒険サーカス一座の仲間。

トロとてっちゃんが主宰している

Future Kids Adventuresフューチャーキッズアドベンチャーズの

フクシマキッズドルフィンキャンプのブース応援に行ってきます。

http://futurekids-adventures.com/

http://www.kidsdolphincamp.com/

午前10時〜11時30分。

2日間で来場者予想10万人超。

その中でわずか限定5名の

発火具作りワークショップです。

都会のど真ん中でファイヤー!しましょう。










 
| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【拡散希望】ドキュメンタリー映画『飯舘村の母ちゃんたち』第一章「土ともに」


先行上映2016年3月8日(火)@東京渋谷
https://www.facebook.com/526186234127322

http://iitatekachan.info/notice.html

本日、観ました!

泣いて、笑って。
また泣いた。その繰り返し。

2人の母ちゃんが暮らす、語る、働く、食べる。

生かされているってこと。
つないでいくこと。
感謝すること。
大地に立つこと。

何気ない姿に、込められた想い。
私の何かが震えました。

上映後に、ご出演の菅野榮子さん、菅野芳子さんと一緒に、

「故郷を追われて68年になるパレスチナの人々に重なる」

「地べたを生きている人の話を撮っていこうと思った。」

そう語る古居みずえ監督のトークがありました。

聞き手の渡辺一枝さん(作家) と、
ワタシは数年ぶりの再会。

2010年9月のFUCHI(富士)Harmony
いのちのわ〇にほんのおばあちゃんCircleを
懐かしく思い出しました。
火を起こし、焚き続けた2日間。

http://motherspirit.org/inochinowa/fuchi.html

「昔から、大切なことはみんなおばあちゃんたちから教わってきました
いま、もう一度、偉大なるぐらんまざあ(おばあちゃん)たちの話に
耳を澄まし、次に伝えていきましょう。」

あの時の炎が
今日も私達を照らしていたのかもしれません。

映画の中から飛び出してきた飯舘村の母ちゃんが
生の声で語ってくれました。

聞き取れた分だけですが、共有します。
耳を澄ましてください。

そして、この映画もぜひ多くの人に見てほしいです。

◆菅野榮子さん

「自然がいっぱいで、恵みがいっぱい。
貧しいけれど、心豊かで。
家や地域を守る教育がされてきた。

何もなかった村だけど、
3年委1度は凶作を覚悟する必要があった。
先祖はここでどう暮らしていくかを考えてやってきた。

米と味噌さえあれば、何とかなる。
エネルギーは薪。山から薪をもらう。

私は小3で終戦を迎えた。
開拓農家の娘として土に命をうずめてきた。

放射能で汚染され、何十年、何百年と続くか解らない。
村人の苦悩は言葉にできないもの。

来年、平成29年3月までに帰村宣言したいと言っているが、
高齢者として、孫や子ども達と分断されてしまう。
どうしようか検討中です。

原発の事故で人生が大きく変わって、世の中も変わった。
今は皆さんの人生、社会、国のあり方を
問い直す機会だと思うことがある。

世界に類を見ない事故にあった時に
ばあちゃんはどう生きていたのか。
孫やひ孫に伝えられる機会。

映画に出るタイプではないけれど、
文章を書けるわけではない。
ならば、自分の本心を語ることで、
遺せるものがあるならと決断しました。

恥ずかしさと嬉しさと幸せと三者合体ですね。

これからを決めることが目の前に差し迫っています。
1人1人が生きていく!そのことについて、
仮設住宅で暮らしながら、
一人ひとりが自立することが鍵になると思っています。

健康で生きることが大切ですね。」

◆菅野芳子さん
「飯舘村で生まれて飯館から出たことはなかった。

原発さえなければ、避難することもなかった。

子どもや孫9人のうち、2人は結婚した。

ワタシも自立できるところまではして、

それができなくなったら息子のところへ行くか、

施設へ入るのか。」

◆菅野榮子さん
「芳子さんは97歳と92歳の両親を連れて、
震災後に埼玉県へ避難しました。

息子たちは高学歴だから、
放射能が危険だとすぐに解った。

行きたくないという両親をなんとか説得して、
避難していったのです。

それから、間もなく両親は亡くなってしまった。
それで芳子さんは、福島に戻りたいなと。

息子さん2人は相談して、
最後はおふくろの生き方はおふくろが決めるといい。
そんな結論になった。

2011年11月に仮設住宅へ引っ越してくることになった。
丁度、ワタシの隣が空いていたのでそこへ。

開いた口にボタモチでしたよ。嬉しくてね。
これは100万力です。

飯舘村は東北の北海道と呼ばれているところ。
隣や近所が協力なしには生きていけない土地。

そこが日本一美しい村として認められていた。
ワタシも全力で村づくりに参画していた。
村民の絆はちょっこらちょっこらでは見られないもの。
1人の人に聞けば、5人の情報が解るほどだった。

放射能でチリバラになっても、
村人のココロの中には、飯舘村がそこにあるのです。

だから、よっちゃん(芳子さん)が来てくれて、
飯舘村ができたような気持ち。
よっちゃんが居ない仮設の暮らしは考えられない。

一昨日は神奈川県の平塚で、凍み餅を食べた。
飯舘村の母ちゃん応援隊があって、
長野県小海町で教えて作った餅を食べた。

私達が飯館村で作ってきた佐須味噌の
遺伝子を絶やさないために。
平成22年、震災の前の年に仕込んだ味噌があった。
それを検査したら放射能不検出だった。
だから50kgを種味噌にした。

ヤマキ醸造(埼玉県)が玄米糀で作ったものを
飯舘村で熟成させた。
検査したら放射能は不検出だった。
だから、熟成だけはできるかもしれない。

これから、この映画が1人から2人へ。
2人から3人へ。3人から5人へ。
5人から10人へ広がっていってほしい。

そして、原発事故の無い社会が
訪れますように祈っています。」

====以下、引用

2016年5月7日より
ポレポレ東中野ほかロードショー!

ドキュメンタリー映画『飯舘村の母ちゃんたち』第一章「土ともに」

https://www.facebook.com/526186234127322

http://iitatekachan.info/index.html


【作品紹介】

 菅野榮子(かんの・えいこ)さんは79歳。
地元の自然を愛し、家族とともに懸命に働いてきた。
孫に囲まれた幸せな老後を送るはずが、原発事故で一転する。

 榮子さんが暮らす福島県飯舘村は全村避難となり、
ひとりで仮設住宅で暮らすことになったのだ。
支えは友人の菅野芳子(かんの・よしこ)さん。
「ばば漫才」と言いながら、冗談を飛ばし、互いを元気づける。
畑を借り、様々な野菜を植えて農作業に精を出す。
村の食文化が途絶えぬよう、
各地で味噌や凍み餅の作り方を教える。
飯舘村では除染が始まった。
しかし未だに高い放射線量、
変わり果てた風景…。
先の見えぬ不安を語り合い、泣き笑いながら、
ふたりでこれからを模索していく。
 
95分/16:9ハイビジョン/2016年作品

===

かなりの長文。

最後まで読んでくださり、
ありがとうございます!!

響きあって生きましょう。

 
| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【新聞記事】福島民報2016年1月17日「山や川や海を返してほしい」


命で命をつなぐ。

その意味と切なさ。

そして稀有なる素晴らしさを想っています。

あれからずっと・・・。

福島民報に掲載された
赤坂憲雄さん(福島県立博物館館長・民俗学者)の言葉。

深いところで心に響きました。

ぜひご一読ください。

====引用ここから

日曜論壇「山や川や海を返してほしい」(1月17日)
http://www.minpo.jp/news/detail/2016011728105

福島の外では、もはや誰も関心を示さないが、
どうやら森林除染は行われないらしい。

環境省が、生活圏から離れ、日常的に人が立ち入らない大部分の森林は
除染を行わない方針を示した、という。
それでいて、いつ、誰が「安全」だと公的に宣言がなされたのかは知らず、
なし崩しに「帰還」が推し進められている。

わたしは民俗学者である。だから、見過ごすことができない。
生活圏とはいったい何か。
人の暮らしは、居住する家屋から20メートルの範囲内で完結しているのか。

もし、そうであるならば、民俗学などという学問は誕生することはなかった。
都会ではない、山野河海[さんやかかい]を背にしたムラの暮らしにとって、
生活圏とは何か、という問いかけこそが必要だ。

かつて「前の畑と裏のヤマ」という言葉を、仙台近郊で聞いたことがある。
平野部の稲作のムラであっても、田んぼのほかに、野菜などを作る畑と、
イグネと呼ばれる屋敷林を持たずには暮らしていけなかった。

イグネはたんなる防風林ではない。たくさんの樹種が周到に選ばれた。
果樹、燃料となる木、小さな竹林、家を建て直すときの材となる
樹々[きぎ]などが植えられていた。小さな里山そのものだった。
裏のヤマだったのだ。
このイグネが除染のために伐採された、という話をくりかえし聞いている。

『会津学』という地域誌の創刊号に掲載された、
渡部和さんの「渡部家の歳時記」という長編エッセーを思いだす。
奥会津の小さなムラの、小さな家で営まれている食文化の、
なんと多彩で豊かであることか。正月に始まり、
季節の移ろいのなかに重ねられてゆく年中行事には、
それぞれに儀礼食が主婦によって準備される。
その食材は家まわりや里山で調達されてきた。

福島の伝統的な食文化は、原発事故によって痛手を蒙[こうむ]っている。
それはみな、福島の豊かな山野や川や海などの自然環境から、
山の幸や海の幸としてもたらされる食材をもとに、
女性たちがそれぞれの味付けで守ってきた、家の文化であり、地域の文化である。

山菜やキノコばかりではない。切り昆布・麩[ふ]・コンニャク・笹巻き・358・
凍み豆腐・凍み餅。浜通りの、アンコウのとも和[あ]え・ウニの貝焼き・
がにまき・お煮がし・金目の煮もの・べんけい・ほっき貝。
中通りの、あんぽ柿・ざくざく煮・はごめきゅうり・霊山ニンジン・イカニンジン。
会津の、えご・こづゆ・ニシンの山椒[さんしょう]漬け・みしらず柿。
数え上げればきりがない。
このなかには、震災後、食材の確保がむずかしいものも
含まれているのではないか。

除染のためにイグネが伐採された。森林の除染は行われない、という。
くりかえすが、生活圏とは家屋から20メートルの範囲内を指すわけではない。
人々は山野河海のすべてを生活圏として、この土地に暮らしを営んできたのだ。
汚れた里山のかたわらに「帰還」して、どのような生活を再建せよと言うのか。
山や川や海を返してほしい、と呟[つぶや]く声が聞こえる。

(県立博物館長 赤坂 憲雄)

===引用ここまで

子ども達に何を手渡していきたいのか。

それは、私達も一端を担っている命の連なり。

「生態系そのもの」です。


 
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【拡散希望】郡山市にて11月29日に保養相談会、30日に全国交流会

全国の25団体以上が集まる保養相談会。
そして、翌日は原発事故か4年目の今を考える
いのちと希望の全国交流会が開催されます。

私達、森の遊学舎/こめらの森・南会津は
両日ともに出席します。
2014年12月の冬休みキャンプや
2015年1月の雪遊びキャンプなど。
保養

もちろん、特製こめら味噌も持参しますよー。
お逢いできること、楽しみにしています。

11月20日までは参加団体も募集しています。
http://311ukeire.net/cms/11%e6%9c%8829%e6%97%a5%e3%83%bb%e9%83%a1%e5%b1%b1%e7%9b%b8%e8%ab%87%e4%bc%9a%e3%80%8130%e6%97%a5%e3%83%bb%e5%85%a8%e5%9b%bd%e4%ba%a4%e6%b5%81%e4%bc%9a%e3%80%81%e5%8f%82%e5%8a%a0%e5%9b%a3%e4%bd%93/

=====

★2014冬☆ほよ〜ん相談会 参加無料
11月29日(土)13時〜18時
郡山総合福祉センター
郡山市朝日1丁目29-9〔駐車場有〕

「こころとからだの相談室」や「快医学手当て隊」のブースもあります。

http://www.311ukeire.net/


★原発事故から4年目の今を考える
「いのちと希望の全国交流会」

11月30日(日)9:30〜15:20
小原田地域公民館
郡山市小原田4-3-4〔駐車場有〕

郡山に全国の支援団体が集います。保養や移住の支援について学び合う1日です。
保養について知りたい方も是非。広く各地の人々と連携し、原発事故被災者のサポートを!

〇9:30~10:50
・送り出し支援グループ「みんなの希望」を囲んで意見交流会
〇11:00~12:00
【A】
・今さら聞けない放射線防護Q&A(市民科学者国際会議)
・「保養へ行こう」歌とダンスの発表(栃木県/とちの実保養応援団)
・「保養って何?」学び合い
【B】
・「まつもと子ども留学」紹介
〇12:45~14:45
【A】
・安全な保養の場を!危険予知トレーニング
【B】
・各地の移住支援団体より
事例紹介・情報共有・課題検討
〇14:50〜15:20
保養助成ファンド活動報告
(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)

★託児あります
お問い合わせは info@311ukeire.net
070-6615-2989 (はやお)

 
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【動画】http://youtu.be/0HCY6AQG8z0


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活動報告)大熊中学校(会津若松分校)でのミツロウソク作り
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活動報告)大熊中学校(会津若松分校)でのミツロウソク作り 【日本と台湾をつなぐ 3.11祈りのキャンドル】
http://r.goope.jp/minamiaizu/info/590683

本日は大熊中学校会津若松分校へ伺いました。

貴重な授業時間をいただき、
生徒のみなさんと共に3年目の3.11に灯すために
ミツロウソクを手作りしました。

全校生徒117人が2本ずつで234本。

3月11日に学校で行われる追悼式典で
灯すための3本。

合計237本です。

これだけの人数を1回のワークショップでという
最初のご依頼でしたが、それは難しいので。
授業を1時間ずつ約60人を2回に分けていただきました。

それでも1人2本を授業時間50分内に作るといった試みは
私自身も初めての挑戦でした。

短く簡潔で解りやすい説明をするには。
子ども達一人ひとりが楽しめる時間であるように。
一人ひとりの想いや笑顔が周りに伝染するように。

子ども達の思いがカタチになるように、
私達も今まで以上に工夫が求められました。

道具を改善し、話す内容を何度もまとめ、
今朝は下準備でミツロウを湯煎して温めてから出発。

1時間30分のドライブで学校へ到着。
早速、準備をはじめました。

そして、いよいよワークショップの始まりです。

まず5時間目は1年生と2年生が一緒に。
そして、6時間目は3年生。

あっという間の2時間でした。

生徒のみなさんや、先生方、関係者の皆様によるご協力。
そして裏磐梯に住む友人でEarth Spiralを主宰する
安珠さんともりちゃんご夫妻に準備から最後の片付けまで
ものすごく助けていただきました。

本当にありがとうございました。

無事に1人2本が完成して、
正直、ホッとしました。

かなり必死でしたが。。。とても楽しかったです。

今日みんなで作ったミツロウソク。

1本は生徒の自宅で大切な家族と。
もう1本は台湾へ持参し、現地で灯します。

2011年の東日本大震災から間もなく3年。
みなさん、あっという間でしたか。
それとも長かったでしょうか。

原発事故により、警戒区域(帰還困難区域)に指定された
福島県大熊町では役場、幼稚園、小学校、中学校などが
県内の会津若松市へ避難中です。

子ども達も、もちろん故郷から離れて暮らしているわけです。

プレハブの仮設校舎はいつまで仮設なのでしょうか。
その問に応えられる大人は私も含めていないかもしれません。

可哀想ということではなく、支援する支援されるでもなく。
それらを越えて、3年目の3.11に。その先へ向かいたい。
みなさんと全てつながっています。

と・・・さらに後片付けをしていたら、校内放送が。
5分後に大切なお知らせをしますと。何が起きたのかと思ったら。

「PM2.5の数値が上昇しているので、
屋外での激しい運動を制限し、不要不急の外出を控えるように・・・」

今日の会津若松は環境基準を大幅に越えていたようです。

目に見えないモノで哀しみや苦しみを広げるのではなく、
目に見えにくいモノに一人ひとりが気づき、分かち合い、大切にすること。
それを暮らしの中で、少しずつ現実化していくこと。

今ココを生きている子ども達がいる。
それを暖かく見守り、促し、共に生きている大人がいる。

私も一人の親として、一人の大人として。小さな生き物の一部として。
つながりの中で生き、生かされている。
そのことを忘れないようにしようと思いました。

子ども達の感想やメッセージを読んでいただき、
それぞれの過ごした3年間の経験や想いや感謝。
これからの希望に想いを馳せていただけると嬉しいです。

===ここから

3年生が卒業する前に
みんなで楽しく作業することができ
とても良い思い出になったと思います。

台湾と福島は遠いですが、みなさんが思ってくれていたことを知って、
本当に暖かい気持ちになりました。

3月11日、私達のみつろうに日が灯されます。
私達の思いが世界中に伝わっていくといいなあと思います。

3.11。つながってるんだなあ・・・と。
改めて実感できました。
Pray for Japan!
台湾とのつながりがもてて、嬉しいです!!
作ったろうそく。
3.11に火を灯して
台湾と日本の今後の平和を。
亡くなった人へ祈りを捧げようと思います。

今日作ったキャンドルを3月11日に家でともして、
もう1本の方を台湾で灯すことによって
世界中がつながっているという気持ちに私もなれます。
3年が経つ中でも、このように支援して下さる方々に
感謝の気持ちでいっぱいです。
今回はこのような企画をたててくださり、
ありがとうございました。

この作ったキャンドルで台湾に
私なりの感謝などを伝えられたらなと思います。

僕はこのプロジェクトに参加できたことを
とても誇りに思います。
約3年前の3.11の出来事以降、
色々な支援をしてもらった台湾の方々には、
とても感謝しています。
なので、このプロジェクトを通じて、
台湾との交流をもっと深めつつ、
支援してもらった恩を返せればいいなと、僕は思います。
そして、キャンドル作りをわかりやすく教えてくれた大西さん、
ありがとうございました。
台湾に行っても頑張ってきてください。

日本と台湾をつなぐという目標があって、
とてもやる気がでました。
なので、私は機会があれば
台湾に旅行をしに行きたいと思いました。

======ここまで

一つひとつ。その先の未来へ。
つないでいきましょう。種をまきましょう。
そして、土と心をしなやかに、豊かに!

台湾から帰ってきたら報告しに行きたいですね。

明後日2月28日(金)は
富岡町泉玉露仮設住宅(いわき市)へ伺います!
楽しみです。

===

今回の日本と台湾をつなぐプロジェクトにかかる経費の一部は
「こめらの森・南会津」に頂戴している
ご寄付や活動支援金を使わせていただきました。

アライヨシマサ、ホリコシノブヨ、ナカニシサツキ
タカハシヤスコ、ハヤシユウコ、ハラヨシエ
カゴシマサブロウ、ヤマギシマユミ、サカイノリコ
オオシマエイコ、ワタナベユキオ、ホシサチエ
イシイクニオ、カネコマサコ、ジュンコウオング、シーティ、
オオバマサノリ、チャリティーはかり売りマーケット(新潟県)
板橋小豆沢みどり町会(東京都)
同慶寺(福島県南相馬市)、
ジュニムーン・チャリティー(大阪府)

(順不同・敬称略)

■キャンドルのかんづめ(特別手作りセット)提供協力
ワイルドツリー
http://www.wildtree.info/

みなさま、いつも心を寄せてくださり、
ありがとうございます。
| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


■「東日本大震災」救援活動 特設ページ

「こめらの・南会津」・・・ http://r.goope.jp/minamiaizu
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2011年度〜5年半にわたり「夏休み」、「冬休み」、「春休み」の活動への
ご支援、誠にありがとうございます!
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【動画】 『フクシマのうそ』ドイツZDF

ドイツZDF フクシマのうそ 

30分ほどの番組を見ながら、脳みそを駆け巡るものたち。
ナント言っていいやら。。。

まとまったら、また書きますわ。
とりあえず見てください。
 
今できること。

怒りや哀しみを越えて、
半径5mのヒトと共に幸せを味わう。

子ども達に手渡したい世界を、
今ココから大人も一緒に作っていく。
 
そのために、ヒトリヨガリを積極的にやめます。
 
地獄の炎が消えたわけでもなし、
それでも日々を生き、暮らしの中で祈ります。
 
静なる祈り。動なる祈り。
どっちでもいーぞっ!

春分!!



| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 12:52 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【動画】元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故" TBS報道特集


2011年11月25日放送 TBS 「報道特集」

元東電社員の告白 辞めたワケと20年前の"ある事故"
告白 私が東電を辞めたワケ...予見されていた炉心溶融
http://www.tbs.co.jp/houtoku/

http://twitter.com/#!/search/%23nuclearjp/slideshow/videos?url=http%3A%2F%2Ft...

元東電技術者で福島第一原発で原子炉の運転や
核燃料の管理をしていた木村俊雄氏
2001年に退社。

1991年10月30日に福島第一原発で事故
海水が漏洩しディーゼル発電機が膝上まで浸水し使用不可となる。
木村氏は上司に
「このくらいの海水漏洩で非常用ディーゼル発電機が水没して使えなくなると
すると万が一津波が来た時には非常用ディーゼル発電機が全台使えなくなる。
そうなると原子炉を冷やせなくなる。
津波による過酷事故の解析が本当は必要では」と進言する。

しかし上司は
「その通りだ。君の言う通りだ。
しかし安全審査をやってる人間の中ではこれは実はタブーなんだ」と。

木村氏は2005年にいわき市で発行されたミニコミ誌に
「もし、原子力発電所に津波が来たら」というタイトルで投稿
「津波来襲により、冷却用海水ポンプや非常用の電源などの機能が
喪失するだろうから、結果的には炉心は溶融するであろう」


<参照>
東京電力の闇:元東電技術者木村俊雄氏の証言
http://ima-ikiteiruhushigi.cocolog-nifty.com/gendaisekai/2011/06/post-a1b1.html

========

デイリーメンション
http://www.dailymotion.com/video/xmlmwx_20111126-yyyyyyyy-yyyyyy_news

| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 18:29 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP


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【動画レポート】朝鮮学校の集団疎開で見えてきたこと(福島県郡山市→新潟県新潟市)

学校集団疎開の実例。
子どもたちのために、家族のために、
長期的な視野に立ってできることは何だろう。

希望と課題を織り込んで、現実を生きる。

大人の都合、デキナイ言い訳をどのように乗り越えてゆくか。
考えさせられます。


スペシャルリポート (2011年11月05日)朝鮮学校の集団疎開で見えてきたこと
報告:藍原寛子氏(医療ジャーナリスト)

 福島県郡山市の福島朝鮮初中級学校(小中学校)の児童生徒が、
5月中旬から同校教師らとともに、
新潟市の新潟朝鮮初中級学校に「学校集団疎開」をしている。
原発事故の影響で学校全体が遠隔地に集団疎開を行った学校は他に例がない。
親元を離れ長期にわたる寄宿舎生活を送る子供達の生活ぶりや、
一緒に生活する教師達の様子を、医療ジャーナリストの藍原寛子氏が取材した。

 実は、震災後、福島朝鮮初中級学校がある郡山氏田村町周辺の放射線量は、
郡山市中心部と比べてそれほど高くはなかった。
ただ、自宅周辺の線量が高い家庭や県外に自主避難する家庭が相次いだことから、
保護者と学校が4月29日に勉強会を開き、専門家の意見を聞いた。
その結果、郡山も「安全とは言えない」との結論に達し、疎開に踏み切ったという。

 福島挑戦初中級学校の場合は、疎開を受け入れやすい以下の条件が整っていた。

・児童生徒が16人と小規模校で移動しやすい
・ 新潟朝鮮初中級学校には寄宿舎が併設されていて、集団生活できる環境が整っている
・ 学校側のサポート体制もある
・ 3泊4日のリハーサル合宿で大きな問題が出なかった
・ 単身赴任の校長先生をはじめ、偶然にも教員全員が独身だったため、
子どもと一緒に疎開することが可能だった

 実施してみると、子どもたちに大きな混乱はなく、
むしろ新しい環境の下で競争心や自立心が芽生え、
スポーツやクラブ活動など集団行動にも成果があったと言う。
また、郡山ではほとんど外で遊べなかったために、
疎開してきた子供達はブランコの下の土に穴があくほど、元気に外で遊んだと言う。

 しかし、その一方で、疎開生活が長引くにつれて、
ストレスを訴える子どもも増えてきた。
このため、学校は2学期で集団疎開を一旦終了し、
来年以降は郡山市の校舎で授業を行うことにしたという。

 福島県内の公立小中学校で学校集団疎開を行った学校はまだ他に例がない。
今後、子どもの集団疎開を議論する場合、集団学校疎開の実情や、
受け入れ側のサポート体制など、
朝鮮初中級学校の取り組みは貴重な参考材料を提供することになるだろう。


プロフィール
藍原 寛子あいはら ひろこ(医療ジャーナリスト)
1967年福島県生まれ。1990年千葉大学文学部行動科学科卒業。同年福島民友新聞社入社。
マイアミ大学医学部移植外科、フィリピン大学哲学科などの客員研究員、
国会議員公設秘書を経て、2011年よりフリー。


videonews.com ビデオニュースドットコムより

記事)http://www.videonews.com/special-report/031040/002133.php

動画)http://www.videonews.com/asx/special/special_111105_fukushima_300.asx
(Window Media Playerで視聴)
| 東日本(東北関東太平洋)大震災 | 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP